一行はプラックスのポル・ジョニ族、それから戦の谷のトロウル、サズドロフ氏族と出会います。ポル・ジョニ族はなんで出てきたのかと思ったら、いわゆる伏線なんですねえ(笑)。さて一行のルナーの塔への強襲は成功するのでしょうか?
●……歓迎の意を返した
オーランス人は見知らぬ人に出会うと、「歓待」(Greeting)の儀式を行います。
これはウーマス、オーランス、そしてヒョルト王によって定められたもので、この歓待の儀式を知っている者は「オーランス人」、知らない者は「異邦人」と判断されます。この儀式がどんなものかは『グローランサ年代記』 p.78「もてなしのおこり」を読んでみてください。この儀式は、「ハルマストのサガ」によれば、オーランス人の入信の儀式で伝授されることになっているようです。
さて、プラックスに住むポル・ジョニ族ってオーランス人なのか? という疑問もありますが……もともと彼らはターシュ人ですし、オーランスの神々を信仰しているということで、歓待の儀式を知っていてもおかしくはないんじゃあないでしょうか。
PCが見知らぬ一行に出会ったら、とりあえず「止まれ! 旅人よ!」とかやってみると気分が出るのではないでしょうか。
●ポル・ジョニ族
ターシュ人デリク・ポルジョニに創設された部族。プラックスでワッハとオーランスを信仰しているが、遊牧民に禁忌とされている馬に乗るため、プラックス人とは仲が悪いです。●オーランスの雄羊
オーランスは海の部族を略奪して“羊”を嵐の部族にもたらしました。積乱雲は「オーランスの羊」と言われ、黒雲は「オーランスの雄羊」と呼ばれます。「Hero Wars」のカバーの雄羊の角付ヘルメットをかぶったオーランスはそーいう意味なんかなあ……
なお、雨の神ヘラーもこの略奪のときに嵐の部族に連れてこられました。●サズドロフ氏族
けっこう有名なトロウルの氏族。というのは、「Haunted Ruins」っちゅうRQのシナリオ集は、このサズドロフ氏族を扱ったサプリメントでもあるからです。また「Wyrm's Footnotes」の「Temple of Wooden Sword」という話でもサズドロフ氏族は登場しています。「Haunted Ruins」には、このシナリオの舞台となっている「戦の谷」の地図とかも載ってます。●手下のトリックスター
オーランスの司祭たるもの、下僕のトリックスターを飼い慣らしてこそ一人前と言えるでしょう(ホントか)。●その母は……
トロウルは母系社会です。●フマクト信者
サズドロフ氏族はゾラーク・ゾラーンを信仰しない代わりにフマクトを信仰していることでも特異なトロウル氏族です。このあたりの経緯は「Temple of the Wooden Sword」に書いてある、んだろうけど読んでない……
で、この後に出てくる「トロウルの戦王」ってのは、たぶんカーグの息子です。ゾラークでなくてアーグラスは幸運だったといえるでしょう(まだ理性があるからね)。●3エール
距離の単位。1エールは2フィート……というから、60cmくらいか。