| 著者:Greg
Stafford、Sandy Petersen 他 カテゴリ:RPGソースブック 発行社:Issaries Inc. 形態:ブックタイプ ページ数:118ページ 値段: レビュー著者:まりおん(yelmalio@za2.so-net.ne.jp) |
“Work in Progress”シリーズ第4弾、「失われし大地」(THE MISSING LANDS)のレビューいってみましょう。
この本は「Genartela: Crubile of Hero Wars」(邦題「グローランサ」)より抜け落ちた諸島と南方大陸パマールテラに関する情報を紹介する本です。“未完成(Work
in Progress)シリーズ”と題する通り、記述が途中で切れていたりするところもありますが、「ジェナーテラブック」のフォーマットに従い、帰郷洋周辺のほぼ全ての地方の情報がカバーされています。
本は大きく「Ocean Book」と「Pamaltela Book」に分けられ、「Ocean Book」は魚人とその神話が大きくクローズアップされています。全114ページ。執筆者は
Greg Stafford と Sandy Petersen となっています。
特筆すべきは、表紙には大きく「Hero Wars」の文字があること……。
グローランサの大洋、トリオリーナの子ら、魚人、非魚人の種族
「古の秘密」「動物誌」「Tales#10」の情報にいくつか追加情報があります。
魚人の神話、水の神々
水棲生物の祖、ザブダマーの起源、世界の海洋に住むいろいろな神話です。RPGマガジンで以前「マガスタ」が紹介されたとき、いくつかは既に紹介されています。
東方諸島
かなり詳細に解説されています。さらに「Tales of the Reaching Moon #17」にも幾つかの島について情報あり。ヴィゼラ大陸の一部が見えてる…
ジルステラ諸島
「古の秘密」の解説に加え、多くの地名、ヴァデリ人、パマールテラ人、マルキオン信者の入植市の情報などが追加されています。
クマンク島(Kumanku
Island)
パマールテラのフォンリットの北に浮かぶ島。神知者の奴隷が「海洋の大閉鎖」の間に蛮族化してしまっています。
ローラル島
空を飛ぶ亀、ヒドラ、巨大蛾などが生息する怪獣島。
スローン
「古の秘密」の情報に地名などの情報が追加されています。
テレオス
肌の色の違う6つの部族が住む島。南北大陸間の交易商人が立ち寄る所。
ヴァデリ諸島
「エルリックサーガ」のパン・タン人みたいなヴァデリ人の故郷。
ヴォルメイン
「グローランサの日本」と紹介されていた諸島。やっぱり鎖国している(笑)。
エリノール密林
イエローエルフの支配するジャングル。エルフがこんなに元気なのはここだけなのでは? ジャングルにはピグミー族も住んでいるとか。
フォンリット
はるか昔、「タクティクス」誌でこの地方が紹介されていましたが、それに地名の情報などが追加されています。アラビア風のところでしたっけ?
ジョラー
「Tales #11」で紹介されているものと同じ。
コーサー
クレシュ人(馬車で旅する)とドラド人(黒人)が住む地方。
マスロ海
「怪物の母」ヴァーチュランガが徘徊する恐怖の湾に住む人々。
タリエン
スラージが住んでいるらしいですが、ここの情報は少ないです。
ウーマセラ
オーランス人やマルキオン信者(神知者の時代の生き残り)が住んでいます。あとエルフも多い。
グローランサの軍船、航海
軍船は「Tales #10」にもあったデータ。航海は、季節ごとの交易ルートを季節風、海流と共に紹介しています。
その他
いくつかフィクション、ドラド人(黒人)の「父が語ってくれたこと」などがあります。
「海の人」は買い。この中で紹介されている一地方を選んでシナリオを作れって言われたら困る感がありますが、ケタエラあたりからPCを船にのせ、海洋冒険キャンペーンをやるには十分な情報量でしょう。
オンラインで注文できます。場所は:http://www.chaosium.com/wizards-attic/catalog-wa.shtml#gl-source