イマラ
女性、30歳。カルトは白の月とチャラーナ・アローイ。
白い月のカルトの女祭で、今回ドブリアン・シティでのカルトの活動を支援するためにやってきた。
ジョビアンの妹であり、ジョビアンとは別々に奴隷として売られ、悲惨な生活を送るうちに、白い月からの天啓を受けて白い月のカルトに入信する。ジョビアンが彼女を自分の妹であるとわかったのは、名前、瞳、そして親からもらった真鍮の腕輪である。
なお、生き別れの兄に対する特別な感情は特にない。すでに存在しないものと思っている。もしジョビアンが生き別れの兄であると確信できたなら、それなりの思慕の思いは持つものの、現在の仲間であり家族である白の月のカルトのメンバーをずっと大切に思っており、なおかつ自分は白の月の意思に動かされていると完全に確信している。
色の薄い金髪の長髪と、何よりも、鏡や銀色の月のような神秘的な瞳が特徴的である。また、ときおり「白い月からの声を聞く」ために高いとことにたたずんでいる。どこか現世から遊離したような言動をとる。なお<啓発>されている。
白の月の女祭ではあるが、白の月はまだ存在しておらず呪文などを得られないために、チャラーナ・アローイの入信者として治癒の力を得ている。また、魔道にも若干通じている。
台詞例
「晴れ渡った夜はね、月からの声がよく聞こえるの」
「**さん、月からの声が聞こえるかしら」
「まもなく"それ"はやってきます」
「"それ"を言葉で言い表すことは私にはできません。私にできるのはただ月からの声を聞くだけです」
「声とは言葉ではなく、感じるもの」
「(カルトのメンバーに対して)ここにみなさんが集ったのは、あなたがたの意志であり、同時に月からの声によるものなのです。恐れることはありません」
「(敵対者に対して)あなたがたはこうして止めるつもりでも、"それ"はもう止められません」
STR10 CON14 SIZ09 INT13 POW18 DEX13 APP16
耐久力:12
AP/HP
両腕0/3 両足0/4腹部0/4胸部0/5頭部0/3
移動:3 疲労:24−装備分3 = 21
魔力:18+気の精霊呪付物A9+B11
DEX SR 3 SIZ SR 3
武器:なし
装備と所持品:白いローブ、親の形見のくすんだ真鍮の腕輪、気の精霊を呪付したアミュレット、呪文封印呪付物の指輪二つ、POT14相当の各種治療薬、慢性関節炎のための湿布
精霊魔術:《眠り(3)》<治癒6》
神性魔術:《肉体の治癒》×3 《静め歌》×2
《蘇生》
魔道魔術:《命の皮39》(強度2 時間4 の呪文封印呪付物として所持)
《再生46》(強度3 時間8 の呪文封印呪付物として所持)
技能:<新ペローリア語会話/読み書き 78/56><交易語会話/読み書き
38/26><雄弁93><言いくるめ21><応急手当103><動物知識35><植物知識73><鉱物知識29><薬の調合86><病気の治療97><毒の治療68><世界知識23><人間知識51><ルナー神殿知識62><太陽神殿知識43><白の月カルト知識52><聞き耳42><視力39><捜索38><浄化81><強度49><時間39><啓発78(啓発済み)>
白い月運動 White Moon Movement
「来るべき月」とも称される。この教えは帝国当局にとって極めて迷惑な存在である。なぜなら、これは狂信的な支持があるうえに、赤の女神の威光を否定するからである。このカルトの信者は、平和の女神である「白の月」ゼイテネラが「赤の月」ルフェルザにとってかわることは運命づけられており、このことを防ぐことのできる者はだれもいないと信じている。このため、隣接地域への征服活動を正当化することは空虚であり、意味のないことである。そのかわりに、平和の手はすべての他国へ伸ばされるべきであり、我々の隣人(彼らが我々を信じないのは当然である)に、我々が言っていることを示すために、帝国はすぐさまクリムゾン・バットと呼ばれる混沌の恐怖を不可逆的に破壊すべきであると。
加えて、彼らが弾圧されるのは、「月の女神の信仰に皇帝による支配は必要ない」と主張するからである。皇帝崇拝を否定する彼らは帝国にとって危険思想の持ち主と写る
なんら魔術を提供しないが、このカルトは近年になって、特に南方から戦争の話が伝わってきてから膨大な信者を獲得している。「白い月」のルーンは「月」「調和」「永遠」である。現世に希望を求めることができない、ダラ・ハッパの奴隷階級に広まっている。彼らはローマ帝国における原始キリスト教とよく似ている。
現在の主な活動として、そうした貧しい人たちの中に入っていき、治療や相談などによる救済活動を行っている。そして、白の月の下では全ての権威も財産も魔力も無となり、すべての者の人格的価値のみが照らし出されて救いがもたらせる、そしてその時に備えて正しく生きることを説いている。
一部の富裕な市民や貴族階級にも熱烈な支持者が存在し、彼らは経済的な援助をこのカルトに行っている。
ドブリアンシティにおいては今のところ「皇帝の物は皇帝の下に」と説いて、表立っての帝国批判を避けて活動を行っており、市当局から現在の所は要注意に留まっている。