パヴィスでの生活 Living in Pavis
※本文書は「RQ Maniacs 3」(京大RPG研/1996年)に掲載された「パヴィスでの生活」(訳・ぴろき氏)と、「Pavis: Thredhold to Danger」を元にして書かれた。
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恒久的住居は旅籠のひとつによって経営されていることがあるます。多くの人が旅籠を経営しており、それを表す標識でそれとわかります。しかしキャラクターたちはより恒久的な住居を欲しがるかもしれません。
集合住宅は通常、非常に安くオンボロです。標準的な部屋は3m×3mで、いくつかの家族が住んでいることもあります。冒険者は一部屋を借りて、帰宅したときに大事なものを無事見つけられるように、そこに錠や見張りをつけたりするかもしれません。というのも、こうした場所は貧民や絶望的な人々でいっぱいだからです。調理は禁止されているか、制限されています。こうした建物はふつうは貧しい農民や獣を持たない遊牧民、盗賊などが住んでいます。
共用住宅は普通程度に安全で、きれいで、とりあえず満足できるものです。こうした住居には熟練工やぼちぼち成功している商店主が住んでいます。良質の共用住宅には信頼できる管理人がおり、適切な家賃を取って借家人に共同の調理設備を提供しています。
個人所有の家を見つけるのは困難ですが、適切な値段を払えばなんとかなります。こうした住居を借りることができるだけの金を持っている人は、適切な世話と住居維持のための要員を準備せねばなりません。また見張りも必要となるでしょう。こうしたことから、経済的なプランを持つことが必要となります。
寺院は一時的なものであることを原則として入信者を住まわせています。ティーロ・ノーリのカルトによって救貧院が運営されており、ルナーの入信者が待機しています。他のカルトで同じような設備を提供しているところもありますが、そこに滞在するには何らかの仕事をすることが必要となります。
住居値段表(単位:ルナー)
タイプ 1日 1週間 1季 1年 集合住宅 -- 1 8 40 共用住宅 -- 15 120 600 個人所有 -- -- 500 2,500 旅籠(★) 1 7 56 292 旅籠(★★) 2 14 100 500 旅籠(★★★) 8 55 440 2,200 旅籠(★★★★) 35 450 3,600 18,000 旅籠の値段は個室一部屋のものです。その他の大部屋では値段が下がります。全ての旅籠が色々な種類の部屋を備えている訳ではありません。
(個室:表通り、二人部屋:50%、大部屋:25%、雑魚寝:5%)
旅籠は貸部屋で生活する人に部屋を提供し、居酒屋は提供しません。いずれも食事と酒、娯楽を提供してくれます。提供する物の重点の置き方と質は、店によって違います。
ここでは、この大きさの街にしては多くの旅籠を紹介しています。GMは望むなら他の店を加えてもいいですし、そうした店が市の人口に抵触しないと考えて結構です。パヴィスは特別な場所なのです。この街には、談話室しかないようなほんの小さな居酒屋をつくるのに十分な空きが残されています。
質の格付けはそれぞれ解説されます。星が多いほど高級な店であることを示します。
パヴィスには4つの武具店があります。そのうち3店は市民広場にあります。
冒険者の一般的な装備を購入することができます。農民区の「井戸ぎわの鞍作り屋」が有名です。
薄手の鎧、服などを購入することができます。
一般的な装備や射出武器の矢、弾などを購入できます。
大廃都で発見された宝物を引き取ってくれる店・施設です。
技能の訓練を行うことができます。パヴィスにはかなり多くの訓練所があります。
上流階級の多くの人物の邸宅は、一般の人々に知られています。これらは常に厳重に警護されており、防衛には人間の他に当番中の友好的な司祭や精霊、使い魔があたることもあります。
ほとんどの旅籠や住居は大型動物用の建物を備えていません。裕福な店だけがそのようなスペースを持ち得るのです。そのかわり、そうした動物は従業員が給料を貰って世話を行う騒々しい厩舎に入れられます。世話の質は様々です。
パヴィスの厩舎の尋常ではないところは、そこに入れることができる(そして実際に入っている)動物の種類です。所有者と使用者の双方の姿勢も考慮に入れねばならないでしょう。
冒険者の仕事は長期、中期、短期の雇用という形になります。一般的に、長期雇用はキャラクターを能動的なプレイからかなり長期間逸脱させることになります。中期の雇用はセッション間にキャンペーンのスケジュールに合わせて行うことができます。短期間の雇用はシナリオとして使え、一回以上のセッションになることもあり得ます。
たいていの旅籠では費用を抑えるために娯楽は客まかせで、ときにカードやダイスを持ってきてくれるぐらいのものです。しかしながら、多くの放浪の歌い手や楽器演奏者が、旅籠にひょっこり顔をだして客や主人からのチップとただ酒のために芸を披露しています。吟遊詩人やその一団はなじみ講演場所を持っており、その場所はよく知られています。
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c ... クラック(銅貨)、L ... ルナー(銀貨)
| 生活費 | |||
| 普通の部屋 | 7c | 兵舎 | 2L |
| 相部屋 | 4L | 個室 | 15L |
| 一日二回のお湯 | 3c | ||
| 食べ物 | 飲み物 | ||
| シチュー | 2c | エール1杯 | 4c |
| アブラヤシの実/その日のキノコ | 1c | ハチミツ酒1杯 | 3c |
| チーズ1キロ | 1L 2c | ゆりかごワイン1杯 | 6c |
| あげパン | 1c | ビール1杯 | 8c |
| トゲナシの実 | 2c | クワス1杯 | 2c |
| 季節のブドウ1房 | 3c | ミルク1杯 | 1c |
| アンテロープのソーセージ | 7c | ルナーワイン1杯 | 2L |
| ファットリーフの壺焼き | 4c | 樽:8リットル入 | 15杯分 |
| 大麦/鹿肉 壺一杯分 | 1L 2c | 大樽:40リットル入 | 小樽3つ分 |
| モックポークの串 | 9c | ||
| 騎乗用具 | |||
| 鞍 | 5〜50L | 馬具一式 | 2〜20L |
| バーディング(騎獣用鎧) | 人の鎧の5倍 | ||
| 衣服 | |||
| 地元産リネン | 9L | 輸入リネン | 30L |
| 羊毛(ラーマの) | 12L | なめした獣皮 | 3L |
| 皮の服 | 5L | ||
| 冬の外套 | |||
| アンテロープ | 12L | バイソン | 15L |
| ハイ・ラーマ | 22L | ゼブラ | 30L |
| インパラ | 10L | ||
| 兜 | |||
| フード | 2c | ||
| 容器 | |||
| ワイン袋 | 3c | 携帯用小瓶 | 15c |
| 水差し(2リットル) | 3L | 小樽(5リットル) | 8L |
| 樽(15リットル) | 20L | 大樽(50リットル) | 40L |
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| ■市民広場(Public)■ |
新パヴィス市議会のメンバーである“正直”コーリが経営しているこの大きな店舗は、冒険者から宝石や魔法の品を買い取ったり、冒険者が見つけたコインを持ち運びやすい宝石や装飾品に変えることを専門にしています。“正直”コーリは実際にその名にふさわしい生き方をしており、コインを宝石に変える手数料は10%しか取りません。万一買い手が現金を必要ならば、彼はそのアイテムを売値で引き取ることを保証しています。もちろん、この保証は1季の間のみ有効ですが。
コーリはフリントネイルの入信者であり、宝物鑑定の達人です。彼は《魔術分析》の呪文を使えるランカー・マイの司祭ガヴィアル・ラティッシュの親しい友人です。この友情にもかかわらず、コーリは冒険者について正直にその負担について語ります。コーリはむやみやたらに冒険者が分析を頼みにランカー・マイの寺院に行くより、すぐに呪文を使う方を好みます。
スリング弾、スリング、矢、ダートの製造店舗。その他の手持ち武器の中古品も扱います。
良質の輸入品を扱う全般的な旅行用品店。あらゆる種類の品々を普通の値段で売っています。
“ドワーフの友”デレクは、フリントネイル・カルトの武具親方で、斧やハルバード、槍といった柄付きの武器を作ったり振るったりすることを専門にしています。彼は盾や鎧を作ることが出来ますが、武器を作るときほどの技術は使えません。彼の作った防具は10%の確率で通常より1D4少ないダメージしか止めないことがあります。
ルナー軍の元曹長だったヘルモシウスは、中古のルナー軍の装備を売っています。彼は武具職人ではなく、武器の良否を判断することはありませんが、自分の軍隊生活を生かしており、ひどい粗悪品を売ったことはないと自負しています。
ヘルモシウスが売っている武器は、受け流した場合には1D6少ないダメージしか受け止めず、鎧には見えない傷が入っています。ヘルモシウスが売っている鎧は、戦闘で初めてのダメージを受けた場合に5%の確率で破壊されてしまいます。ヘルモシウスはこの問題点について気づいていますが、その名前(正直ヘルモシウス)にもかかわらず、客にそのことを教えることはありません。
この店は街でもっとも大きな宿で、商人や中流階級の人々に人気があります。食事はなかなかのものですが、その量はものすごいものです。酒も美味く、宿泊設備も(清潔さは別として)なかなかのものです。
あらゆる種類の上質の弓矢、槍、投げ槍の製造店舗。
ゴラムはフリントネイル・カルトのドワーフのルーン王で、熟練した職人です。大廃都へのミッションで、彼は混沌の怪物のただ中で死んだフリントネイルのルーン王の鉄の鎧と武器を救い出しました。ゴラムは報酬として同盟精霊をもらい、それ以来ドワーフ穴で鍛冶屋を営み、販売所を外に作って万人にすばらしい武具を売るようになったのです。
彼はまだ大廃都に眠る宝物やそこでの冒険譚を聞くと目を輝かせるので、まだ自分の鉄の鎧をまとって冒険に出かけるのではないかと言われています。彼はほとんどの人間とうまくやっており、パヴィス寺院の若い新司祭ベンドラスの特別な友人と見なされています。
ここの革職人はトーケルというバイソン族の男で、数十年前に案内人コストの仲間になってからはイサリーズの道に従っています。彼は新パヴィスに居を構え、冒険者や街の無頼漢に革の衣類や鎧を提供しています。
トーケルの仕事はその実用性で知られています。彼は革製品を作っても装飾はしません。彼の付ける値段は標準的なものです。彼を二人のパヴィス生まれの徒弟が手伝い、一着の革鎧は1週間でできあがります。彼はクイルブイリも作りますが、煮込んで堅くする作業に追加の1週間がかかり、値段も追加料金がかかります(値段はルールブック通り)。
短期間の雇用。寺院の受付まで。
“パヴィスの娘”の主任であるフリーター・ネンムは、パヴィス市や創立者パヴィスの歴史に関係のある品を手に入れようとしています。昨今ルナーは税金でもって部分的に寺院を支援しており、フリーターはこの金をもって襲来パヴィスを解放するための物資を買えることを喜んでいます。
彼は特に魔法の品物を探していますが、パヴィスの栄光と没落の日々の歴史に関するものならなんでも調べようとするでしょう。最近手に入れたもののひとつとしては、パヴィスその人が持っていたと言われる銅製の鎧があります。
また、ここでは「パヴィス王立守備隊」(「ゆりかご河」参照)が中期の雇用を行っています。
| ■下町(Downtown)■ |
長期雇用。重騎兵隊、ルナー常備連隊。自分のアンテロープ(セーブル)は自前で調達しなくてはなりません。1期25年のみ。
長期雇用。重装歩兵部隊、ルナー常備連隊。1期25年のみ。
長期雇用。軽歩兵部隊(ペルタスト:三日月型の軽くて細長い盾ペルタを持つ)。ルナー常備連隊。1期25年のみ。
ダリウスは退役したルナーの重装歩兵で、〈1H槍攻撃/受け〉、〈ショートソード攻撃/受け〉、〈ホプライトシールド受け〉、〈ジャベリン攻撃〉をルナー兵やルナーの支持者たちに教えています。
あらゆる種類にわたる美味しい酒は人気があります。この店は野卑な言動をいやがります。まずまずの食事を出すこの店は、ルナー兵たちのたまり場としても有名です。
長期雇用。混成騎兵隊。専門の傭兵部隊です。自分の馬やゼブラは自前で調達せねばなりません。1期25年のみ。
ルナー兵のための低級な一杯飲み屋です。ここではなんとか食える程度のまずい食事が出ます。
この店名は看板に由来しています。そしてこの宿の壁と家具はこのもろい素材で出来ているのです。1時間ごとの料金制を取っており、しばしば使われます。というのも、この場所はうるさく、安全でもなく、清潔でもないからです。酒なら少しは飲めますが、食事は出ません。
外来のルナー市民などが常時出入りしています。値段は安く、食事はなかなかですが、酒はまずい店です。が、常連客は自分の部屋のプライベートな鍵を持っています。
馬とプラックスの獣と別々に区画がありますが、バイソンより大きな動物は受け入れません(ハイ・ラーマやライノは不可)。上質で高額。この厩舎ではよい世話をしてもらえます。
駐留軍の高官。
この街で最高の貸部屋あり。服装・作法規定あり。ルナーが所有し経営していますが、非常に寛容でどんな客でもその身分に見合った対応を期待できます。
この旅籠に、ルナー法務官のメンバーである七母神の女祭、“ライバンスの”アンデリーダ姫が恒久的な部屋を借りて住んでいます。このようなことが出来る財を持つ人間は他にほとんどいません。
スパイスと異国の稀少品を使った迎賓館級の高級料理。服装・作法規定あり。ルナーのラグバギアン家所有。数部屋しかありませんが、その料理は最高の名声を得ています。
中期雇用。あらゆる護衛任務をこなすことを保証。参加制限はなし。なんらかの変わった技能や呪文や魔法の道具をもっている者には給金が支払われ、必要に応じて任務呼出しを受けたり、参加することができます。非常に大規模で人気があります。
全ての動物を受け入れます。普通は馬、ラバ、ゼブラです。普通の値段。
| ■河畔地区(Riverside)■ |
宿泊設備は少ないですが、それらは良質で害虫についてなら安全です。まずまずの酒と上品な食事が出ます。
フィルバールは何の収入もないケチな貴族ですが、にわか成金どもに文明化された国々で人気の高い武器の使い方を教えるという仕事をパヴィスで見つけました。彼は〈レイピア攻撃〉、〈マンゴーシュ受け〉、〈バックラー受け〉、〈拳攻撃〉を教えています。
引退したランカー・マイの元司祭が、小規模な珍しい魔法の品物を売買する仕事をいきいきとやっています。魔漿石は売っていませんが、いつでも買い取る準備は出来ています。
ここの一階には「ルナー法務官」の一人、イリピー・オントールの入信者“見者”マクラスが部屋を借りています。彼は「知識の寺院」とお気に入りの旅籠である「ホーマーの魚亭」からほど近いこの場所を気に入っています。部屋の窓は閉め切られ、入り口と窓には《隔離4》がかけられています。
このかつての剣/賢者は、古代語を学ぶためにパヴィスにやってきて、それ以来居着いてしまいました。彼にとっては、難解な動詞を解析したり、未知の名詞を発見すること以上にエキサイティングな冒険はないのです。彼は割引はしませんし、徒弟も取りません。彼曰く、「私の過ちは自分で解決する」とのことです。彼は新ペローリア語、パヴィス語、交易語、古ワーミッシュ語、プラックス語、ターシュ語、サーター語を教えます。
優れたトロウルキンであるチャーチャックは、自由を得るために主人を殺して以来、一人で何人ものトロウルを殺害してきました。彼のパヴィス市の家は多くのトロウルキンたちの避難所となっており、彼はそうしたトロウルキンを街の闇の中で支配しています。彼の道場は、ありていに言えばトロウルキン・ギャング団のアジトです。しかしながら彼を見つけることができれば、彼は訓練を行ってくれるでしょう。彼は〈ダート攻撃〉、〈スリング攻撃〉、〈1H槍攻撃〉、〈同受け〉、〈ターゲット受け〉、〈ジャンプ〉、〈忍び歩き〉、〈隠れる〉、〈足跡隠し〉(Foil Restraints)、〈死んだふり〉(Feign Death)を教えています。
まずまずの食事、宿泊設備、そして美味い酒によって二ツ星の評価を受けていますが、なかでも娯楽の面では最高です。地階には観客の観覧用に作られた大きな水槽があり、そこで魚の死闘が興行されます。
シャルマン・インギリは河の民の指導的一族の一員です。彼の学院は河の民に出来るだけ多くの技能を教えます。インギリの支持者たちには格安で教えてくれます。この学院はまた河の寺院と相互連絡しており、多くの生徒は寺船からやってきます。教える技能は〈フレイル攻撃〉、〈ウィップ攻撃〉、〈舟漕ぎ〉、〈操船〉、〈泳ぎ〉、〈交易語会話〉、〈味見〉。
またここでは、川船乗り好まれる護衛集団「インギリ警護団」が雇用を行っています。中期雇用。警護団はパヴィスの一部を運営している傑出した川の一族(インギリ家)の一人によって指揮されています。
ティーロ・ノーリ寺院の支援による無料共用住宅。ジャガイモ、たまねぎのスープ、レッドベリーなどの施しがあります。
ここにはルナー法務官の一人、ダンファイヴ・ザーロンの入信者である“鼻輪”が住み着いてます。
河畔地区の指導一族。
どんな動物でも入れてくれるでしょうが、実際には主に馬の顧客に限られています。河畔地区の人々に利用されています。
主に漁業と操舟業を営む家族によって所有されているこの店は、外来の商人の用命に応じ、さらに旅籠とつながっている居酒屋は地元の漁民たちに食事を提供します。
この街で最もタフでいかがわしい宿屋で、トロウルまでここをたまり場にしています。非人間から輸入した物まで含めた数種の良質の酒を出してくれます。
河の民と親しい人々と、川舟で到着した交易商人に人気があります。常に豊富な肉料理が名物です。
| ■太陽街(Suntown)■ |
中期雇用。イェルマリオの傭兵たちが“聖なる”ガスターに率いられています。新規加入者は〈槍攻撃〉と〈聞き耳〉、それに《(任意の)検知》と《治癒2》を持っていなくてはなりません。
引退したイェルマリオの光の息子である“光り輝く”ジャロナックがこの道場を経営しています。イェルマリオ・カルトでは当たり前ですが、彼はトロウルに教えることは拒絶しますし、自分の寺院のメンバーには格安で教えてくれます。この道場では〈2H槍攻撃〉、〈同受け〉、〈両手槍・盾併用〉、〈1H槍攻撃〉、〈同受け〉、〈クシルの騎射〉、〈カイトシールド受け〉を教えています。
長期雇用。中装歩兵部隊。イェルマリオ・カルトに入信していなければなりません。1期20年のみ。
馬用の厩舎で、主に一時的な厩舎を必要とする太陽街の住民用です。
この店は太陽街で唯一外来者に門戸を開いている店で、穀物料理と鶏肉の家庭料理を出してくれます。
太陽領外の共同体における指導的一族。
トゥールカンは大廃都出身で、かつてはトロウルボールに参加していた暴力的な人間です。彼はゾラーク・ゾラーンを信仰しています。彼はしばしば突発的に生徒を傷つけます。彼は〈1Hメイス攻撃〉、〈同受け〉、〈モール攻撃〉、〈同受け〉、〈ターゲット受け〉、〈同攻撃〉、〈カイトシールド受け〉、〈同攻撃〉、〈暗黒語〉、〈投げ〉、〈手技〉、〈ジャンプ〉、〈キック〉、〈拳攻撃〉を教えています。
マーブル・ファランクス(大理石方陣)連隊隊長。
プラックスの獣のみを受け入れ、プラックスの獣ならどの種類でも可。「建立者寺院」を訪れる人々に使われます。
カールフは市議会の「青銅の労働者」ギルドの代表者で、その役目ゆえに自分の仕事に手を着けられないこともあります。しかし、彼個人の青銅加工は高いクォリティを誇っています。彼は自分で仕事をするときには前掛けと腰巻きだけになって、店頭で青銅の型に入れる作業や武器の研磨を行います。
寡黙な人物ですが、彼はパヴィスで非常に大きな発言力を持つ人物です。他の武具職人や金属職人は政治家とコネを持たず、カールフに任せています。そしてカーフルがそういった人物を裏切ったことは一度もないのです。
短期間の雇用。「太陽裁判所」(Sun Court)内の事務所まで。
| ■農民区(Farmer's Quarter)■ |
プラックスの獣のみ受け入れ可で、どんな大きさでも大丈夫です。高額ですが、常に良質の世話を行っています。
相当な名声と技能を持ったインパラ・ライダーであるサラクは、都市生活者をけなしていますが、パヴィスの囲いから離れることはありません。そして彼がなぜ嫌いなはずの都市生活に甘んじているか知っている者はいません。彼は辛辣な弁舌を押して、洞察に長けた軽蔑はかろうじて隠されている怒りによって強まっています。街の若者は彼の授業に耐えることを男らしいと考えており、後になってそれを誇ります。が、彼の生徒のほとんどは遊牧民で、特にセーブル・ライダーです。彼は徒弟も後援者もとりません。彼は〈弓攻撃〉、〈忍び歩き〉、〈視力〉、〈聞き耳〉、〈隠れる〉、〈ジャンプ〉を教えます。
街の創立以来インギリ家がこの店を所有しています。ここでは新鮮な魚をいろいろ料理して出してくれ、その濃いめの魚のスープと美味いビールは有名です。
強い酒と派手な喧嘩がここの楽しみです。多くの遊牧民がこの場所を好み、特にストーム・ブル信者に人気があります。この店は“泡立つ長靴”亭としても知られています。
畜舎の近くにあるこの店は、サーター人が所有しているチェーン店で、結構有名です。中庭には巨大なドワーフ製の精肉機があり、バイソンの肉をハンバーガーにしています。ここの主人は原料の値段が高くなると死にかけた動物の肉を使うと評判です。が、ここの食事は異国風でかなり美味いので、ボブの店は多くの客を取っています。
プラックスの獣のみ可。安価ですが、質については疑問符がつきます。
低価格で食事も酒も出ない宿で、安全面でも不安なため、この宿は他に行くところのない人々に利用されています。
インパラ族の人間によって経営されるこの店は、この街で一番強いクワス(訳注:馬乳酒のことだが、ここではおそらくインパラの乳で作った酒)を出します。ナイフ投げがここで人気のあるスポーツです。
「アンテロープ槍騎兵隊」隊長。
この冒険者の教師は、しばしば友人や生徒たちとともに大廃都に探検に出かけます。彼は自分と一緒に1日中動ける者のみを生徒に取り、訓練を行います。かつてのサーター人である彼は、ルナー帝国のサーター侵攻後に亡命してきました。彼は〈ブロードソード攻撃/受け〉、〈1Hバスタードソード攻撃〉、〈同受け〉、〈ターゲット受け〉、〈1H槍攻撃〉、〈同受け〉、〈ダガー投げ〉を教えます。
食事と酒。引退した冒険者が始めたこと以外特筆すべきことはない居酒屋です。
この店は農民区の井戸の近くにあります。服に仕立てられない革製品、すなわち鞍、家具、テント、サック、背嚢、寝袋、プレート、料理道具、ワイン袋、鞘などを専門にしています。家畜が多いこの地域で、人々は陶器類や金属、木製品を使うべきところに革製品を使うのです。この店ではどんなデザインのものでも仕立てます。市長“はさみの舌の”ブリッガによって所有されています。
(訳注:「ゆりかご河」では「壁ぎわの」(by the wall)となっていますが、第二版では
by the well となっていること、脇に井戸があることから変更しました)
常駐している「剣」や寺院の者による訓練に加えて、二人の剣匠が教えてくれます。
クロガー・ウルフヘルムはオーランスの風の王で、あらゆる剣と刃のある武器の訓練を行えます。
“美貌の”デレンクスは、この街の剣匠ギルドマスターで、〈1H槍攻撃/受け〉と〈マンゴーシュ受け〉を教えます。また、彼は短期雇用の事務所を寺院内に持っています。
長期雇用。樹霜歩兵部隊。専門の傭兵部隊です。1期5年のみ。
長期雇用。重装歩兵部隊。専門の傭兵部隊です。1期5年のみ。
長期雇用。軽装歩兵部隊。専門の傭兵部隊です。1期5年のみ。
| ◆古街(Oldtown) |
“はさみの舌の”ブリッガがこの店の女主人です。有能で熟練した6人の針子が金持ちや成金用の衣服に針をしています。値段は仕事の質からして標準的ですが、ブリッガの市長としての政治的な地位は、他の仕立屋ではできないファッショナブルな装飾や装身具を手に入れられるからなのです。このため彼女の店は人気があります。
「銀盾連隊」隊長。
二階の部屋はなかなか快適です。食事は美味く、酒は素晴らしいものです。ここの売り物はギャンブルで、聖王国から輸入されたゲームが楽しまれています。客にはちょっとした服装規定と厳しい作法規定があり、おまけにいかつい用心棒までいます。
全ての種類の動物を受け入れます。この厩舎はポル・ジョニ族に好まれているので、実際ここには様々な動物が入れられています。
上質の設備を持つこの店は、素晴らしい食事と良質の酒、娯楽を提供してくれます。いくつかの別室があり、客がプライベートな話などに使います。
快適な部屋、美味い食事と酒がモットーの店です。ここの従業員は全て女性です。ジャリーン亭は引退した女冒険者が経営しているのです。
ルナー人によって作られたこの店は、落ち着いた雰囲気を好む人々に人気があります。この街で一等のワインを出します。
この旅籠には、ルナー法務官のリーダーである、ヤーナファルの剣・ジュラン伯爵が恒久的な部屋を取っています。彼は時折「シリバールの幻亭」へとゲームをしに出かけています。
良質で清潔な部屋があり、なかなか美味い食事と酒を出してくれます。古いサーターの家が設立した店で、いまだ極端なサーターびいきです。店の知り合いだけを歓迎します(訳注:ジオのカルトのメンバーのみ。つまり会員制)
中期雇用。歩兵と騎兵の混成部隊。十分な技能と魔術を兼ね備えていることが必要。オーランスの入信者にのみ門戸を開いています。
または、外の看板から「黄金の胸」亭とも呼ばれます。ギンピー亭の商売敵ですが、この店はギンピー亭ほど常連客がおらず、また非人間は店に入れてくれません。
冒険者と異邦者を歓迎してくれます。食事はまずまずで、評判ではこの食事(シチュー)は店の前庭にある魔法のやかんから出てくるのだと言います。店主は冒険者の財産をあらかじめ取り決めた期間だけ保管し、その後請求されなければそれらを競りにかけます。(ギンピー亭については「ゆりかご河」参照)
| ■富者の丘(Rich Hill)■ |
ルナー軍司令、プラックス・パヴィス総督。
ユニークなこの人物は聖王国出身で、切り落とされた両腕を二度と再生できなくなっています。彼は奇妙な思想を持っており、変わった技能を持っています。しらふの時は人当たりがよい人物です。彼は〈乗馬〉、〈ジャンプ〉、〈忍び歩き〉、〈登はん〉、〈泳ぎ〉、〈蹴り〉、〈雄弁〉を教えます。
街にいる唯一の成功した“砂漠の案内人”。立志伝中の人物であり、かつてはゼブラ族の一員でした。また短期間の雇用も行っています。
ルナー帝国に基盤をおくマラワール・パトローマ家の親戚であるセレーナ・ジョングルーレは、5年前に帝国から新パヴィスにやってきました。彼女は〈剣攻撃/受け〉、〈マンゴーシュ受け〉、〈バックラー受け〉、加えて数種類の〈(楽器)演奏〉と〈歌唱〉を教えています。彼女は好事家でもあります。彼女の生徒は腕試しとして師匠がいないにもかかわらず因縁をつけてくる悪い癖があります。彼女はいつも新パヴィスにいます。
街における指導的なルナー人一族の長。
サーターからの入植者の間での指導的一族。
傑出した大地主。
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風の寺院(P-21)
オーランス(→風の寺院)
アーナールダ(P-20,M-11)
チャラーナ・アローイ(P-19)
ランカー・マイ(P-22)
ストーム・ブル(F-12)
イサリーズ(P-15)
フマクト(F-72)
パヴィス(P-31)
フリントネイル(M-11,P-31)
黒い牙(??)
ランブリル(??,3ヶ所)
イェルマリオ(S-22)
ロカーノウス(P-4)
ユーレーリア(S-40)
ワッハ(F-1)
アイリーサ(F-1)
セーブル・アイリーサ(B)
ゾーラ・フェル(R-139)
ルナー軍(D-1)
七母神(P-12)
エティリーズ(P-15)
イリピー・オントール(P-22)
アーガン・アーガー(P-16)
ヒュタイの鳥屋(F-13)
馬とシマウマ屋(F-65)
遊牧民の獣・アイリーサ寺院(F-1)
デレクのポールアーム店(P-10)
ゴラムの丈夫な武器の店(P-13)
正直ヘルモシウス中古武器屋(P-10)
カールフ・ヘンドルソン(S-97)
野牛皮革店(P-13)
ゴッジャ飛び道具店(P-6)
魔法の縫い針(O-4)
預かります・運びます・売ります(P-8)
大当たり弓屋(P-12)
ハナフェル魔法道具店(R-57)
正直コーリ骨董屋(P-2)
井戸ぎわの鞍作り屋(F-66)
ティーロ・ノーリ救貧院(R-94)
ゴヴォラン兵団(ジオ亭、O-25)
インギリ警護団(R-89)
マロロ護衛機関(D-61)
大廃都捜索隊(パヴィス寺院、P-31)
太陽槍警護団(S-14)
エリギオス亭(D-37)
絹羽根亭(D-35)
月光の灯し手亭(O-19)
金の海豚亭(R-136)
ジャリーン亭(O-14)
シルバールの幻亭(O-3)
ジオ亭(O-25)
ギンピー亭(O-40)
川魚亭(R-122)
金の牙の麗洞(R-87)
剛毛亭(P-11)
セーブル・ホーン亭(D-20)
派手好きリリナ亭(O-29)
“ほんの短期滞在でも歓迎”(F-33)
葦の宿(D-15)
魚の葦亭(R-1)
陽の天蓋槍騎兵(イェルマリオ寺院、S-21)
ホルバーン卿斧部隊(F-77)
長槍殺戮隊(F-77)
ジョルダン偵察部隊(F-77)
マーガン竜騎兵傭兵部隊(D-6)
パヴィス王立守備隊(P-31)
“ちびの”ソル・イール(H-13)
“早手回しの”ジョルジャール(D-33)
銀盾連隊隊長バナリオス(O-1)
“赤い月の”ジッツマーグ(F-50)
大理石方陣連隊隊長フキピデス(S-76)
インギリ家(R-105,106,107)
マラワール・パトローマ家(H-55)
エイスコール家(S-63)
インダゴス屋敷(H-64)
“案内人”コスト(H-26)
ガーハウンド家(H-61)
ローン公ラウス邸(D-34)
ジュラン伯爵(月光の灯し手亭、O-19)
ライバンスのアンデリーダ姫(絹羽根亭、D-35)
“鼻輪”(救貧院、R-94)
見者マクラス(ハナフェル魔法道具店、R-5)
追跡者エスラス(ジャリーン亭、O-14)
誠心舎(D-66)
エスコス舎(D-25)
万獣舎(S-84)
ハイアロール管理舎(S-49)
万騎手舎(O-6)
母の仔舎(F-2)
塩の香舎(F-30)
二足長靴舎(R-118)
ナンのパン屋(O-7)
ホーマーの魚亭(F-22)
“穀物の広場”亭(S-53)
ホプライトの巣(D-4)
踏み醸造亭(F-22)
ジョー・ロー騒乱亭(R-129)
ボブのバイソンバーガー亭(F-24)
野牛の骨付き肉亭(F-58)
追いつめられた野牛亭(F-43)
醸造樽亭(D-9)
“目きき”槍術道場(S-14)
神速チャーチャック(R-81)
ダリウス・オラニウス(兵舎内、D-3)
エパリコンドス雄弁術道場(R-65)
フィルバール剣客要請所(R-55)
“鋭き剣の”ガーラス(F-53)
ホルファー運動道場(H-14)
“美貌の”デレンクス(フマクト寺院、F-72)
クロガー・ウルフヘルム(フマクト寺院、F-72)
シャルマン学院(R-89)
セレーナ塾(H-38)
弓の名人サラク・ショナー(F-5)
“拳骨の”トゥールカン(S-70)
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・“長剣の”ジョタランは反ルナー集会を取り締まる他のやり口を探している──不機嫌そうなルナー支持者
・帝国はアダーリとコーフルーとの河川取引の料金を倍にしようとしてるらしい──漁民と交易商人
・ルナー貨をつぶしたり硬貨の皇帝の顔を削ったりするイェローナ信者にルナー人どもはカンカンだ──行政府に勤める者すべて
・もうすぐクリムゾン・バットがプラックスにやって来るぞ!──オーランス信者
・巡察官は夜警にトロウルを雇ってやがるが、そいつは新パヴィスの人間を大廃都のトロウルに売っ払おうっていうルナーの陰謀なんだ!──酒場のうわさ話
・“美貌の”デレンクスが剣匠ギルドの長でいられるのは、ソル・イールとジョタランのどちらかに賄賂を送っているからだ──うわさ話
・帝国はゾーラ・フェルをルナー神殿に嫁入りさせて河を完全に支配しようとしている──河畔地区の住民
・帝国は新パヴィス内にイェローナ信者が寺院を建てるのを許さないだろう──うわさ話
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