ヒーローウォーズ リプレイ 

「Return to Applelane」 第1回


 


 1年ほど前から続いている「ヒーローウォーズ」のオンライン・キャンペーンの第3話のリプレイです。

 キャンペーン設定だけはずいぶんと前から公開されていますが、ようやくリプレイにまとめられるようになりました。

 スタイルが irc でのチャットセッションに移行になり、ログからかんたんにリプレイ化できるようになたのが大きいです。

 さて、今回は、前回のセッションから三ヶ月ほどたったある晩に始まります。プレイヤーもみな社会人でなかなか忙しいのですが、なんとか参加者6人のうち4名があつまることができました……
 

 

プレイヤー紹介:

 

<まりおん>:ナレーター(GM)。ホームページを見てわかるように設定マニアで、誰も分からないようなところに凝っているシナリオが多い。また風呂敷を広げるだけでなかなかたたまない(笑)。


<
ちゃや>:
絵師。いつももいろいろお世話になってます。最近はラグナロク・オンラインにはまっているらしい。
●担当キャラクター:風姫シャイナ


<
Rize>:
プレイヤーの中で一番RPG活動が活発。一週間に3回セッションなんてうらやまし……。ホームページではコンベンションレポートなどもやっています。
●担当キャラクター:アンガスの子ディアマド


<
まと.>:
東海在住のフワーレン・ダールシッパ信徒。いろいろなところのプレイヤーとセッションできるのがオンラインセッションの楽しみですな。ホームページはここ
●担当キャラクター:ガヤックの息子エリック


<
楽天丸>
:RQサプリサルベージャーとして有名。某コンピュータ誌で連載を持っているようです。むちゃくちゃ忙しそう……。
●担当キャラクター:双剣のバイス

 

●成長させよう

 


 前回のセッションの最後で成長をさせていなかったので、まず成長をしてしまうことになりました。前回のセッションでは、6点のヒーローポイントが報酬としてあたえられています。
 


<
ちゃや>: マスター、しっつもーん

<まりおん>: はいな

<ちゃや>: 前回のシナリオで夜中に戦闘したので、取るなら今かもとと思ったのですが……仮に〈暗闇の戦闘〉なんていう能力があったとしてですな、どういう扱いになるんでせぅ?

<まりおん>: 暗闇での戦闘で使う(笑)

<ちゃや>:  いや(笑)、暗闇のマイナス修正に対抗するロールにつかうのか、これで戦闘するとか、強化してつかうとか……

<まりおん>: そこらへんは……その場で決めます。

<ちゃや>: あいさー(笑)。

<楽天丸>: けっこう使えそうな予感。〈暗闇での戦闘〉取るとしたら、コストは「セッションと関係有り」でいいっすか?

<まりおん>: いいですよ。

<楽天丸>: 了解! えっと、この場合は新たな戦闘スタイルでいいのかな。コスト1払って、〈暗闇での戦闘〉を取ります。

<まりおん>: OK。技能値は12で。

 


 前回のセッションにおいて、暗闇のため戦闘技能に大きなペナルティ(−10程度)を与えたのですが、そのためかなりの苦戦を強いられました。

 〈暗闇での戦闘〉の能力であればたとえ技能値は低くてもペナルティはくらわないので、暗闇での戦闘がこれからもあると踏んだプレイヤーはこれを取ることにしたようです(……たぶん)。

 ヒーローウォーズでは、技能リストというものはなく、いろいろな名前のついた能力をその場に応じて「代用修正」をつけて使用します。
 

 

<Rize>: 前回のセッション、何を使ったかあまり覚えてない(笑)

<ちゃや>: ディアマドが、意外とケンカっぱやいのを覚えてる……

<Rize>: 他人に弱みを見せたくない分、強がるんですよ(笑)。えーと……〈雄弁〉+1、《旅行》+1で、4ヒーローポイント消費ってことにするかなぁ…うい。それで決めてしまえ(笑)。

<まりおん>: 楽天丸さん、他は成長ありますか? 

<楽天丸>: セッションに関係有りだったら、思い切って〈双剣術〉を7rune_mastery.gif (922 バイト)にしようかな。どうでしょう、ナレーター?

<まりおん>: うみゅ。関係ありでOKです。

<まと.>: みんな派手に使っちゃうなー。(^-^) うーむ、僕も〈暗闇での戦闘 12〉を取りますわ。残りヒーローポイントは3点です。

<まりおん>: OK、キャラシート更新しました。今日欠席のジークとローシエンは次回参加時に成長させてもらいましょう。

 


 成長にはヒーローポイントを使います。
 これは溜めておいて、セッション中につかうこともできます(詳しくは基本ルール24ページ参照)。

 ヒーローウォーズの成長では、ルーンクエストの「経験チェック」ルールを受け継いで、セッションで使った能力は安いコストで成長させることができるようになっています。セッション中は積極的にいろいろな能力を使ってみるのがよいでしょう。

 成長にはもうひとつ、「ヒーロークエスト」を使っておこなう方法もあるのですが、またそれは別の機会に……
 

 

<ナレーター>: じゃあ、始めましょうか。

<シャイナ>: ちょー久々だよ……

<ナレーター>: すまんのう……>久々

<バイス>: 再び、グローランサの風の中に。

<シャイナ>: はじまりはじまりー

 

●唐突の旅立ち

 

<ナレーター>: さてさて。時は1615年、「火の季」の「調和の週」。前回の事件から約……えーと。半季ぐらいがすぎています。1季が8週間なんで、1ヶ月ぐらいかな。

<バイス>:  怪我も癒えたというところかな?

<ナレーター>: 前回の事件は、「家出した少女オフィーリアを探しにいったらキトリ部族の族長に襲われました。まる。」といった内容でした。

 


 キトリ族は南の「トロウルの森」に住む部族で、トロウルの神々を信仰する人間たちです。

 ただ、一行の住む地域から遠く離れた場所を根城にしているので、こんなところで見かけるのはちょっとおかしいのですが……

 ちなみに、族長はゾラーク・ゾラーンの戦士で、赤いマントを翻して高笑いする巨漢の男でした。
 シャイナは彼に目をかけられてしまっています (^^; 。
 



<
バイス>: 族長こえー。

<シャイナ>: キトリ族の族長、まっしぶだったなー。

<バイス>: 族長だけのことはある。マスタリー幾つだよ(泣)。

<シャイナ>: 撃退したのはいいけど、目的は全然みえなかったね。

<エリック>: 部族の族長‥‥‥王ってことだよね。

<ナレーター>: それから、オフィーリアは正式にエリックの家に養子?として迎えられました。

<エリック>: かわいい養女です。すりすり(←うそ)。

<シャイナ>: エリックさらに娘に狂うか……。んで、捕虜を二人捕まえたんですよね。

<ナレーター>: いや、捕虜は身代金と引き替えに釈放されてます。

<シャイナ>: なにー。捕虜は、使い道あると考えていたんだけどなー。

<ナレーター>: いや、「ヒーローポイントで固定化してない事はなかった事にされてもいい」というルールがあって…(笑)

 


 基本ルール26ページ、「利益の固定化」のルールです。

 ナレーターに都合の悪いアイテムなど、固定化していないといきなり次のシナリオの冒頭で「盗まれてしまった」などということになりかねないので注意しましょう(笑)。
 

 

<シャイナ>: くう……

<ナレーター>:まあ、それから大きな事件もなく、夏を迎えております。さて、そんなある日、ディアマドは師である商人のアンガスに呼び出されます。

<ディアマド>: うい。では、アンガスの家に向かおう

<ナレーター>: アンガスのロングハウスは、族長のステッドにある立派なもんです。

<ディアマド>:  まあ、氏族一の商人だろうしなぁ。

<ナレーター>: ディアマドが顔を出すと、アンガスは一つ頷いて言います。「ディアマドよ、旅に出るぞ。準備を整えておけ」

<シャイナ>: (いきなりだなー(笑))

<ディアマド>:  「おや。久々に自らお出かけですか。ということは、通常の商売ではないので?」  ちなみにアンガスは旅から引退している。ディアマドの背景情報参照。

<シャイナ>: 自分もそうだけど、キャラクター設定を読み返しておきやしょう。

<ナレーター>: (そうか……アンガスにそんな設定が<オイ)

<ディアマド>:  なので、通常仕入れはディアマドの役目です。

<ナレーター>: なるほど。「古い知人と取引……があってな。お前にも顔をつないでおいてやろうと思ったのだが」

<シャイナ>: がんばれ、ディアマド。ビッグになるちゃんす(笑)。

<ナレーター>: 「少々、あちらの政情が不安でな。まあ手はずはお前に任せる。ワシもそろそろ楽隠居の身だ。まあ、あちらも儂と似たような身だ……と思うがの」

<ディアマド>:  ちゅうか、アンガスも既に50近いはずだし…

<シャイナ>: つーか古い友人で誰よ……は! まさかグリングル!(ぉぃ)

<ディアマド>:  やあ、だったら50でも元気そうだ。ちゅうか、既に不老とか持っていそう(笑)

<ナレーター>:  …… 「ああ、相手はグリングルという男なのだが

<ディアマド>: (爆)

<シャイナ>: (爆)

 


 グリングルとは、ルーンクエスト初期のシナリオ集『アップルレーン』収録のシナリオ「グリングル質店の攻防」に登場する商人司祭です。

 彼の不正確な依頼のために痛い目にあった冒険者は数え切れないでしょう(笑)。

 じつは、すごく偉いひとだとか、あやしい宗教を信仰しているとか、ほんとはワーウルフだとかいろいろ噂されていますが……
 



<
ナレーター>: 「今はルナーの徴税吏の総元締めをやっておるそうだが」

<エリック>: なぬ?

<ディアマド>:  えっと、名前から情報を引き出すってことで、〈いろいろな知識〉を〈他の氏族と取引〉で強化して3rune_mastery.gif (922 バイト)。ころころ…14。成功です。

<ディアマド>:  「前の戦いで相当活躍された御仁ですよね?」>グリングル

<ナレーター>: 「まあ……な。あれからいろいろあったらしいが。場所は、コリマー部族の小庄、アップルレーンという場所だ」

<バイス>: (なにもかもみな、懐かしい(笑))

<ナレーター>: 「ルートなどは任せる。金はここに(皮袋を投げる)。明日には立つぞ」

<シャイナ>: さっきのページの地図でみてみると……

 


 ここも参照にしてみてください。 基本ルールの地図(270ページ)では、ちょうど真ん中あたりに「アップルレーン」の字がありますね。
 

 

●おしかけ護衛(笑)

 

<ディアマド>: 道中の知識を総動員して、必要な荷物や何やらを考えたいのですが?

<ナレーター>: OK。難易度は14ですので、何の技能を使うか宣言して

<ディアマド>:  〈いろいろな知識 1rune_mastery.gif (922 バイト)〉をベースに〈幼少から旅する 13〉で強化。OK? 修正とかはある?

<ナレーター>: なし。どぞ。

 


 ここで判定につかうのは「即時対決」(抵抗のあるロール)です。1rune_mastery.gif (922 バイト) は「1マスタリー」とよみ、能力値21に相当します。

 「強化」は、主に使う能力を副技能で増幅する行為。とくに断りがない場合は、「自動的強化」ルール(Barbarian Adventure に収録)で、副技能値の1/10(端数切り捨て)を主技能値に足しこむことができます。この場合、1rune_mastery.gif (922 バイト) に 13÷10= 1 を足して 2rune_mastery.gif (922 バイト) で判定します。

 なお主技能はひとつの副技能でしか強化できません(魔法での強化をのぞく)。
 

 

<ディアマド>: ころころ…16。成功。

<ナレーター>: ころころ…16。失敗。そちらの小差の勝利です。荷物を運ぶロバ、護衛、食糧、交易品、できればアンガスが乗る馬車、最近の政情、などなど……ですかね。

<ディアマド>: 護衛まで雇うとなると、割合大掛かりだなぁ…。

<バイス>: 護衛護衛♪ 出番が(笑)

<ディアマド>: このあたりは……何が特産かな。

<シャイナ>: 取りあえず、野菜でももっていったんさい(笑)。

<ナレーター>: 野菜は腐るぞ(笑)。

<ディアマド>: 確か、氏族ジェネレータで特産物とか決めたはずでは? 詳細は忘れましたが。

<ナレーター>: そうだった。周辺の氏族からの貢ぎ物が特産だ。いちおう鍛冶の神グストブランが人気のある神なんで、金属製品あたりが特産かも。

<ディアマド>:  ってことで、武器でも輸出しますか(笑)。

<シャイナ>: それでいこう。

<ナレーター>: 武器は……なんだっけ、辺境では価値が下がるんだっけ……>ルーンクエストの交易ルール

<シャイナ>: あー、いや高くなるんです。

<ディアマド>:  ただ、それを買える人がまれなだけで(笑)

<ナレーター>: じゃあ、帰りは牛をひきつれて帰ってくるのかな……(笑)

<ディアマド>:  グリングル質店だしなぁ。魔術の品かもよ。

<バイス>: 質流れの魔術の品…(笑)

<ディアマド>:  呪物とかほしー。《雄弁》の精霊が閉じ込められていたりしたら、商人としては最高(笑)

<シャイナ>: 商品ってことをわすれちゃいかんよ。

<ディアマド>:  売れるまでは使ってもいいじゃないですか(笑)

<シャイナ>: うむ(笑)。

<ディアマド>:  そして、そのまま利益として固定化(笑)

 


  ちなみに「グリングル質店の攻防」というシナリオは、売られた魔術の品をもと持ち主のバブーン(大ヒヒ)が奪い返しにくるというシナリオでした。
 



<
バイス>: その話、姫さんに漏れるとか無いの?

<シャイナ>: というか、素直に頼めないのかな(笑)。秘密だっけ?

<ディアマド>: いや、まったく(笑)。……さてさて、族長に旅に出るので挨拶をしに行きつつ、周囲の政情の話などを集めに行きますか。ああ、族長のステッドなので、他の人間もいるかもしれませんが、そんなことはきにしていませんよ(笑)。

<シャイナ>: わたしは遊ぶのもだるいのでごろ寝三昧よ。「フィオ〜、なんか冷たいのちょうだい〜」てなもんです。

<バイス>: 姫様太り気味(笑)

<ディアマド>: 目の前で言ってみろ(笑)

<バイス>: ひぃ

<シャイナ>: だー。とりあえず、暇だから市場ぶらつくです(笑)。「まったく最近、ろくなコトがないせいか、外の人間がすくなくなったな……ぶつぶつ」

<ディアマド>:  氏族って全部で784名なんだよなぁ…いやぁ、少ないっすね。

<シャイナ>: こないだ減ったから。

<ナレーター>: 謎の失踪事件とかあったしね。


 シナリオ1の話です。氏族の民のうち、クロウヴェイルの庄にいた200人ほどがなんらかの事件に巻き込まれて行方不明になっています。神託によれば「生きてはいないが、死んではいない」とのことなのですが……

 エリック夫妻の養子になっている少女オフィーリアはその唯一の生き残りです。
 

 

<シャイナ>:  「それも、いまだ手がかり無いしな。 キトリ族についても後手にまわってる……あーつまらんつまらん。景気のいい話はないものかねぇ……と。ディアマドじゃないか、忙しそうだがいい仕入でもあったのかい」

<ディアマド>:  「やあ、姫様。いい日和で。族長殿はお館にご在宅かな?」とか挨拶を。

<シャイナ>: 「父上のことはしらん(かならずこういう)……そうだな。この時期午前中は家にいることが多いぞ」

<ディアマド>:  「そうですか。いや、なに、アンガス殿の用事で急遽旅に出ることになりましてな。そのご挨拶に伺いがてら、最近の外の政情などの話も聞きに行こうと思いまして…」

<シャイナ>: 「ほー」…というワケで話しを聞いてみましょう。つーか吐け(笑)。

<ディアマド>:  というわけで、話をゲロする(笑)

<シャイナ>: 「……ディアマド、それは父上にいう話じゃないぞ。いや既に解決だ。よかったな」

<ディアマド>:   「?」ってな顔をしようか(笑)

<シャイナ>: 「出る時間をきめておけよ。バイス旅支度だ。エリックにも声をかけてみるか」

<バイス>:  「(たはは…)分かりました、姫」(笑)

<シャイナ>: 「馬の準備はスゥに、食事はフィオに準備させる。なに、話しは早くすませるに限るだろう」

<ディアマド>:  「いや、それは確かに嬉しいことですが、それにしても氏族の戦士が何名も同時に氏族を離れるのはどうかと思いますが…」とか抵抗を試みる(笑)

<シャイナ>: 「ふむ……それが私はひま……じゃない、一度トゥーラの外に出てみるつもりだったのだ」

<バイス>: (笑)

<ディアマド>:  「まあ、氏族の民兵団の若いのを1、2名、荷物の世話係兼任で連れて行くつもりでしたから、自分から来たいと言う人のほうが楽でいいですが……まあ、姫さまの場合は同行者ということで、費用はお支払いしませんよ?」

<シャイナ>:  「構わぬ」

<バイス>: ひょっとして俺らの飯、メザシとか?(泣)

<エリック>: 「え? ‥‥‥あの、僕は、家族を養わないといけないしぃぃぃ」

<シャイナ>: (笑)

 


  このあたり、プレイヤーが優秀なので勝手に話を進めてくれて、マスターは非常にラク(笑)。いや、ほんとは押し引きしなきゃいけないんですけど……
 


●族長の館にて

 

<ディアマド>:   「旅の同行の件は、ご自分から族長殿に断ってくださいよ。デストールの侍祭様が勝手に出奔するわけにも行きませんですしね」と釘を刺す。

<シャイナ>: 「ディアマド随分小言が多くなったな……」

<ディアマド>:  「小言を多くしている原因はあなたです」

<エリック>: (今、ディアマドさんの気持ちがわかるぅぅ)

<バイス>: (俺も(笑))

<ディアマド>:  「子供の頃じゃないんですから、自分の立場をわきまえてくださいよ」

<シャイナ>: (腰に手をあてて)「……お主、さては私の保護者とおもってるな…」

 


 シナリオも何回かこなすうちに、「姫様とそのとりまき」という一行のスタイルが確立できてきたようです。そんなこんなで、一行はシャイナの父でもある族長バランウルフのお部屋へ。
 

 

<
ナレーター>: さて、バランウルフは、なにやら旅装束の者と話し込んでいましたが、シャイナたちが入ってくると男はそそくさと立ち去っていきました

<シャイナ>: とな?

<バイス>: ふむふむ

<ナレーター>: 「おお……シャイナか。それにディアマド殿も。今日は如何した?」

<ディアマド>:  「ああ、族長殿。来客中とは失礼しました。もうよろしいですかな?」

<ナレーター>: (ふむ、誰も旅人についてはつっこまんのね…) 「おお。…シャイナは迷惑をかけておらぬかな?」

<ディアマド>: (横を向きつつ)「そのようなことは」

<エリック>: (^−^;)

<シャイナ>: く……。「おはようさまです、父上。ちなみに私は子供ではありませぬから、ましてやディアマドに手を引かれるようなトシでもございませぬ」

<ナレーター>: 「なに、わしは手を引かれる方が良いと思うがな……。そろそろそなたも年頃であろうが、そのようにして……」と話がずれていこうとする(笑)

<シャイナ>: 「その話は……いや今ここで話すことではありませぬ」(ぶすー)

<ナレーター>: 「……で、ディアマド殿の用事とは何かな?」

<ディアマド>: 「実はアンガス殿が突然用事が出来て旅に出ることになりまして、その際に私にも商売相手である商人を紹介してくださるとのことでして…。その旅に出る報告と、その際に氏族の民兵を1、2名護衛兼荷物持ちとして雇おうと思っているのですが…」

<ディアマド>: (ちらりと後ろを見る)

<シャイナ>: (ぶすー)

<ディアマド>: (更に振り返って、姫君を見る(笑)。自分でいえ、って視線です、ハイ(笑))

<シャイナ>: 「……つきましては、私も同行しようと思っています」

<ナレーター>: 「…………」 族長はじっとシャイナを見る(笑)。

<ディアマド>: (笑)

<シャイナ>: 「ぐ……。人手がたりない今、私で役に立てるのなら、それで構わぬとおもっただけです」

<バイス>: ナイス。

<ディアマド>: 「まあ、私としては手練れの者なら誰でも良いのですが…。 族長の娘御ですし、デストールの侍祭様ですからねぇ…加えて…」(バイスを見る(笑))

<バイス>: 片目の眉を上げて応答するよ(笑)

<ナレーター>: 「で、どこへ行かれるのかな」

<ディアマド>: 「アップルレーンに行って来る予定でございます」

<ディアマド>: 「そうそう。その辺の話も多少お聞きしたいと思いまして…。確か、暫くこちらで逗留されている吟遊詩人殿。かの方なら他の地方の話も詳しいかと思い、お話を伺いたく思っていたのですが…」

<ディアマド>: あ、ダックのことね(笑)

<バイス>: そういや居たっけね(笑)


 前回のシナリオで登場した、音楽の神ドナンダーの信者のダックのことです。シャイナが成長で縁故をむすんでいます。とりあえず、今回は出番なし。
 

 

<
ディアマド>: 挨拶も必要だし、建前上、族長の客人だしね(笑)

<シャイナ>: うむ。 吟遊詩人は上級職だし(笑)

<ナレーター>: 「クワップリン殿か。今は水浴びに行かれているはずだが。……話では、コリマーは王が変わって混乱が続いているそうだが」

<ディアマド>: 「ああ、新しい王を名乗っているブラックマー王ですか…」

<ディアマド>: って聞く必要あったのか、いやあった。これで時代が確認できた(笑) そうか、その時代か〜

 


 このキャンペーンは、ヒストリカル型キャンペーン(いま命名(笑))の形式をとっており、キャンペーンが進むごとに歴史的な事件が発生していくことになる予定です。

 この年(1615年)、コリマー部族のブラックマーは、族長の女王レイカをルナー帝国の力を借りて追放し、奴隷制のプランテーション農場をつくった……ということになっています。
 



<
ナレーター>: 「自由を尊ぶコリマーも、奴隷の身に墜ちたとの評判だ」

<ディアマド>: 「噂では、ルナー寄りだとの話ですが……」

<ナレーター>: 「そうだな……。コリマーとは領土も近い。実際にその目でルナーの支配がいかようなものか、見てくるのも良いかもしれん」と言って、族長は指輪を1つ外して、シャイナに渡します。

<シャイナ>: んむ(笑)

<ナレーター>: 「そなたも族長の名代ぐらいはできても良い歳だな?」

<シャイナ>: 「これは? 一族の証では? ……もちろんです。お任せを」(ぐっと指輪を握る)

<ディアマド>: (すげー不安(笑))

<ナレーター>: 「では、ディアマド殿、それからエリック、バイス殿。宜しく頼む」

<バイス>: 「かしこまりました,族長。この命に代えても」

<エリック>: 「ご許可をいただけて光栄です」

<ディアマド>: 「イサリーズ様のお知恵をお借りして、旅路を安全に守りましょうぞ」

<シャイナ>: 「準備があります。」といってでていきます。フィオを呼んで急ぎ準備を整える。

<ディアマド>: (ためいきをつきつつ)「では、私も準備の続きがありますので…」

<バイス>: 旅だ。久しぶりだなぁ(うきうき))

<エリック>: 妻とオフィーリアに伝えに行きます

<ナレーター>: 「うむ、頼む。南でも一悶着ありそうでな……」

<ディアマド>: 「心得ました…」

<ナレーター>: では、シーン1終了。今夜はここまでとしましょう。最後に、どういう経路でアップルレーンに向かうのか決めておいてください。ルートとしては2つ考えられます。西回りと、東回りです。(地図参照

<シャイナ>: ん、西でいこう。

<ディアマド>: 守護霊がクリムゾン・バットに踏み潰された場所は却下。よって、東経由。

<シャイナ>: にゃにー(笑)

<ディアマド>: ルートの選択権は私にある(笑)

<シャイナ>: おにょれ(笑)

<ナレーター>: じゃあ、舗装された「王の道」をゆく、ということで……。

<バイス>: 出発する際に、今回お休みのローシエンたちとも合流かなぁ(笑)。

<シャイナ>: あの二人ならどこで会っても違和感はない(笑)

<ナレーター>: そだね(笑)。では、お疲れさまでした〜

<エリック>: おつかれさまーー

 

次回予告

 一行は、帝国の圧制にあえぐサーター王国を旅する。かつて勇壮をほこった王国の首都を訪れ、知識の都を過ぎ……

 そして小村アップルレーンにたどりついた彼らが見たものは。

 「Return to Applelane」 セッション#2、「赤い月の女隊長」(仮)、お楽しみに!


 

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