新魔道ルール

Sandy's Sorcery Rule (2nd)

[1999/02/18版]

翻訳: RIZE & しーちゃん、まりおん
第一版翻訳: storm mark、音楽ナス
カ、しーちゃん、まりおん
原文: David Dunham's Glorantha Page など

 


[目次] [1.魔道] [2.一般魔道呪文] [3.儀式魔道呪文] [4.分派特殊魔道呪文]   [5.付録]


1、魔道


魔道とは

グローランサではいくつかの異なった魔術体系が広義に「魔道」と呼れている。クラロレラの“神秘魔術”(mysticism)はクラロレラ地方に限定されており、その他の地の者には習得は非常に難しい。東方諸島土着の魔術は、その魔術エネルギーを操作してその効果を生み出すという点で魔道と似た点がある。ドワーフ魔術は通常の魔道と非常に似通っており、実際には魔道はドワーフ魔術より分かれたものなのかもしれない。
最もよく知れ渡っている「魔道」は、ブリソス人とヴェイデル人を祖とするものである。この魔道は世界のかなり広範囲に伝わっている。第三期の多くの――おそらくほとんどの――魔道士はマルキオン信者ではない。

魔道を学ぶことのできない者

祈祷師は、その魔精が永久的に破壊されない限りは魔道士になることはできない。魔道の知識を持つ者が祈祷師になろうとする場合、全ての魔道知識は失われる。
多くの場合、神によって魔道が罪とされているため、司祭のほとんどは魔道を学ぶことができない。しかしこれはまた、神の献身とその哲学の本質により、司祭は(魔道を使用するのに)必要な精神状態にすることが不可能なためでもある。魔道を使用しない神の入信者は、その魔道の知識を有している限り、侍祭、司祭、ルーンロードにはなれない。

通常のドワーフの魔法は魔道に良く似ており、自由なドワーフはダックが水を好むがごとく、魔道を好む。
トロウルも彼ら固有の暗黒カルトとの関連で魔道を使う。
エルフは、宇宙を「普遍の原理によって律された自然資源」として認識するよう心や魂を調律できないため、ほとんど全く魔道を使うことができない。彼らの宇宙観には「至高の人格」であるアルドリアが内在している。魔道は非個人的な宇宙観要求する。魔道にとってアルドリア信仰は破壊的である。なぜなら、アルドリア信仰は魔道的な世界観を不可能とするからである。唯一“根無し”エルフだけには、自分たちの世界観を喪失しているため、ときに魔道を学ぶことが学ぶことができる者がいる。

多くの非人間種族は、教師さえいれば他の種族と同様に魔道を習う事が出来る。もちろん、れは、非人間種族が魔道を学ぶ機会が全く無い事を暗に示している。クラーシトの仔とジェルマーは魔道を学習する事が出来ない。なぜなら、前者はいかなる魔法も使用する事が出来ない為であり、また後者は彼らの特殊な感情魔法だけしか使用できないからである。

呪文の習得

教師からの習得――該当の呪文技能を90%以上を習得した者から、50時間の教えを受け、学習が終われば「魔術技能修正値+1D6」の呪文技能を得ることができる。これが0以下である場合は、その呪文は使えない。さらに50時間学習することで呪文技能が1D6増え、これを呪文技能がプラスになるまで続けることができる。呪文の教師は、自身のINTと等しい人数の生徒を訓練することができる。

巻物や書物からの習得――呪文を説明している書物の〈読み書き〉に成功した生徒は50時間かけて1d100でINT以下を出す事で呪文を学ぶ事が出来る。失敗した場合は、追加で50時間学習する事でINT×2、×3とする事が出来、再挑戦できる。〈読み書き〉で効果の場合、呪文の習得する可能性を2倍にする事が出来る。クリティカルの場合、自動的に呪文を学習した事になる。

呪文を記す──呪文を90%以上で知っている者なら誰であれ、〈読み書き〉に成功する事で呪文を書物に書き記す事が出来る。もし呪文呪付が巻き物や本に付与されているのならば、呪付物を使うことによる技能ボーナスは生徒の学習のための可能性に加えられる。

呪文技能の向上

経験による向上――通常のRQのルールに従う。

研究と訓練による向上――訓練と研究に成功すれば呪文技能は1D6増える(1D6−2ではない)。

呪文の維持による向上――呪文を一週間保持しつづけたならば(ただし術者の「プレゼンス」の10%以上でなければならない)、週の終わりに経験チェックを得ることができる。チェックに成功すれば呪文技能が1D6−2増える。同じ呪文を2つ以上保持しても、経験チェックは1回のみである。

記憶の制限

魔道呪文の記憶には1ポイントのINTが必要である。このINTは魔道士自身の頭脳でもよいし、呪文呪付物でも、呪縛した精霊でも、使い魔でもよいが、どこかになければならない。魔道士自身が実際に記憶したことのない呪文でも訓練や研究は可能であるが使い魔などを通じて呪文にアクセスできなければならない。

魔道呪文の投射と維持

魔道呪文の成功確率は、いかなる時でも使用者の呪文技能と同じである。呪文の操作に使うアートのレベルは、必ず「呪文技能÷10」以下でなくてはならない。術者の成功度により、次のような結果になる。

成功度 結果
決定的成功 呪文成功。魔力消費は1ポイントのみ。
効果的成功 呪文成功。呪文は完全に効果を発揮する。
成功 呪文成功。通常通りの魔力ポイントを使う。
失敗 呪文失敗。1魔力ポイントだけ使う。
ファンブル 呪文失敗。呪文につぎ込んだ魔力ポイントを全て使う。(もしくは別の標的に呪文がかかる)

魔道呪文をかけるのに要する時間は、「魔道士のDEX SR+使用する魔力ポイント分のSR」である。これはアートの〈軽減〉や〈速度〉、浄化技能により変化する。

・一般人
魔道を使う者のほとんどは“魔術師”ではなく、アートの知識を持たない。そのような者は、呪文操作は〈強度〉のみ可能(レベルは「技能÷10」(端数切り上げ)までに制限)となる。呪文の最大距離は10m、残照呪文の場合持続時間は10分間である。

・魔道士
アートを持つ者は、呪文投射にあたってアートをどれだけ使うか決定しなくてはならない。魔道士が種々の呪文に用いるアートレベルを合わせた総合計は、いかなる時であれ、その魔道士の「プレゼンス」を越えてはならない。呪文の維持は瞬時に止めることができる。呪文の使用を止めた場合、呪文の効果はそのラウンドの最後までつづく。

・浄化儀式
術者の呪文の成功率を上昇させ、それにより操作できるトータルのMPを増やす。〈浄化〉によって術者の呪文成功率が技能の2倍を超える事はない。儀式に1ラウンド費やす毎に呪文の成功率が10%上昇する。〈浄化〉による増分は〈浄化〉技能の%が上限である。〈浄化〉を85%有した魔道士は呪文を唱える前に〈浄化〉を9ラウンドより多く行う必要はない。儀式呪文を唱える際は、時間の単位はラウンドではなく、時間となる。

・魔道への抵抗・呪払
特に断らない限り、〈強度〉だけが魔法に抵抗する呪文との戦いにおいて魔道の強度を決めるのに意味を持つ。〈強度1〉、〈距離6〉の呪文は1ポイントの強度の呪文として働き、《抵抗1》によって防がれてしまう(そしてこのプロセスで《抵抗1》は破れてしまう)。

・呪文の素材
魔道士が呪文を唱えるのに極めて適切な素材を持っている場合、GMは成功率を5%上昇させても良い。特殊なものや貴重なものではGMの判断で更にボーナスを与えても良い。素材を使用する際は、呪文を唱える場合にさらに1ラウンドを必要とする。

例:スバディムは鷹の羽を使用して《飛行》を唱えた。このルールでGMは5%のボーナスを与えた。もし彼がグリフィンやスカイブルの羽を利用していたなら+10%のボーナスを、フェニックスの羽やドラゴンの翼の鱗を利用したなら+20%のボーナスが与えられ、鳥の王ヴリーマクの羽なら+50%のボーナスを得たであろう。鶏やからすの羽は何の役にも立たない。しゃべる事の出来るからすの舌なら、交渉系呪文を+10%にしていただろう。

・呪文の順序
呪文はかけられた順番に内側から外側に向けて重なってゆく。例えば、《耐魔6》、《呪文返し6》、《耐傷6》をこの順番でかける。敵が《炎招来》をかけた場合、最初に最後に唱えた《耐傷》に打ち勝たねばならない。もし貫いたら、《呪文返し》にあたる。《呪文返し》を通り抜けたなら、《耐魔》に当たる。《耐魔》を打ち抜いてようやっと影響を及ぼす。《炎招来》は《耐傷》に打ち勝たなければならない。なぜなら直接ダメージを引き起こすからである。もし術者が変わりに《麻酔》を唱えていたら、《耐傷》は邪魔にならなかった。

・増幅
術者は魔力ポイントを追加して呪文を増幅できる。この増幅はアート、呪文技能や「プレゼンス」には制限されない。しかし余計に時間がかかる。追加分の魔力ポイントは呪文抵抗を破るときにだけその〈強度〉に加えられる。

例:スバディムはブルーに向けて《炎招来4》をかける。スバディムはブルーが《抵抗》を使っているかもしれないと思い、《炎招来》呪文を6魔力ポイントで増幅することにする。呪文は10魔力ポイント分の強さでブルーを襲うことになる。もしブルーの《抵抗》が8ポイント以下の場合は呪文がかかる。

アート

アート(魔道技法)は呪文をかけるとき使用する。使用できる魔力ポイントは「呪文技能%÷10」までに制限されることに留意せよ。
基本アートは三つ知られている。〈強度〉、〈合成〉、〈距離〉である。多くの“副次アート”も一般に知られている。他の特殊アートも知られているが、全ての分派が全てのアートを使えるわけではない。

アートの習得

アートを学ぶ主な方法は三つある。これらの方法を同時に用いることも可能ではあるが、ほとんどの生徒は一つの方法のみを用いてアートを学ぶ。

(1) アートの誓約
生徒が魔道呪文を90%にした時点で一つの「アートの誓約」を得る。新たに取った時、生徒は選んだアートへのアクセスを得て、「その誓いから選られるプレゼンス−3」のプレゼンスを選る。多くの場合、これはマイナスの結果となる!(例えば、「不死拒否のアートの誓い」はプレゼンスを2点減らす)。
アートの誓約に違反した魔法使いは、使用できるアートを失い、その誓いの為に失ったプレゼンスを元に戻す(増加しても良い!)。しかしながら、彼はすべての呪文の成功率を10%失う。

(2) マルキオン
西方的な手段の有名な創始者は、彼を信仰する者にアートを与える。もし見習いがマルキオンを守護聖人とした場合、毎年の聖祝期に一つのアートを得るために呼び出す事が出来る(訳注:1POWを捧げ、「マルキオンの祝福」によってアートを得る。聖人の記事を参照)。

(3)学習
この方法では、魔道技能は0%の基本成功率を有する魔法技能として扱い、他の技能と同様に獲得し学ぶ事が出来る。一度アートが90%になった場合、それをマスターしたことになる。マスターしていないアートを使用する場合、呪文の成功率はアートと呪文の成功率の最も低い値を用いる(訳注:現行の第3版ルールと同様ということ。使えるアートのレベルも呪文/アートの低い方の成功率によって制限される)。

基本アート(〈強度〉、〈合成〉、〈距離〉)

〈強度〉 Intensity
最も基本的なアートである。《毒素6》のように、呪文名の後に数字が記されている場合、それは「《毒素》 強度6」を略したものである。

〈合成〉 Multispell
複数の呪文を1つに組み合わせ、同じ対象や異なった対象にその組み合わせた呪文をかけるアートである。組み合わせた呪文は、アートの合計レベルを同じにすることもできるし、1つ以上の呪文の合計レベルを下げることもできる。〈合成〉の1レベル毎に1つの呪文を組み合わせることができ、1レベル毎に全ての呪文をかける対象を1つ増やすことができる(原注:すなわち2レベル未満の〈合成〉は役に立たないことを意味する。1レベルの〈合成〉では1つの呪文を組み合わせるか1つの対象しか選べないので、まったく意味がない)。
組み合わせた場合の呪文の成功率は、合成する呪文うちで最も低い技能と同じになる。もし魔術師が《炎招来》 60%、《炎動作》 80%で、この2つの呪文を組み合わせると、この呪文に使用できるMPは《炎招来》の60%によって制限されて6MPまでとなる。ここで2つの呪文を投射するのに〈合成2〉を要するため、〈強度〉は4までにしかできない。しかし合成によって組み合わされた呪文はその強度を共有する。つまり6MPで《炎招来》も《炎動作》も〈強度4〉にできるのである。
複数の攻撃型呪文を組み合わせる場合、対象は1度の抵抗ロールで判定する。失敗すると全ての呪文がかかる(そうでなければ全てかからない)。対象にかかる確率が異なる場合は、一回のロールですべての成否判定を行う。従って、ある呪文が成功しても、ある呪文は失敗することがある。呪文を合成した場合、単一の〈強度〉が適用される。したがって、15個の〈強度2〉の呪文は《抵抗4》によって抵抗される。

例:魔術師スラクソンは《STR減退》、《CON減退》、《SIZ減退》、《変身》を合成する。彼は〈強度6〉を適用し、〈合成4〉が必要である(4つの呪文を伴う為)。トータルの消費MPは10点で、対象はSIZ、CON、STRが6下がり、加えてSIZが12以下なら変身する。もしスラクソンが〈固定8〉を含めようとすると彼は全部でMP18点を消費することができれば効果を保持できる。もちろんこの場合、これらの呪文全てに171%の技能が必要とされるが、変成術の専門家なら86%の技能で良く、こちらがより現実的である(魔道の専門分野については後述)。スラクソンが呪文を唱える時、彼は敵のMP抵抗に対して一度だけロールをする。もしサイズが13以上ならすべての呪文は自動的に失敗する。なぜなら呪文の中で最低の成功率である《変身》呪文の失敗率が100%となるからである。

〈距離〉 Range
このアートなしでは、遠隔型呪文は10mまでの範囲にしか届かない。〈距離〉に費やす1MP毎に範囲は倍々になる。能動呪文は効果が対象に及ぼす為に十分な〈距離〉が必要になる。

距離/コスト表

〈距離〉 最大距離 〈距離〉 最大距離 〈距離〉 最大距離
10m 1.3km 14 160km
20m 2.5km 15 320km
40m 5km 16 640km
80m 10 10km 17 1300km
160m 11 20km 18 2500km
320m 12 40km 19 5000km
640m 13 80km 20 10000km

副次アート(〈精度〉、〈軽減〉、〈増進〉、〈固定〉、〈永続〉、〈補強〉、〈速度〉)

〈精度〉 Accuracy
対象をランダムに決定する呪文にのみ使用できる(例えばランダムに命中部位を決めるなど)。〈精度〉に費やす1MPごとに術者はダイス目を1修正できる。このアートはロカール派とフレストル派、セダルピスト派にしか知られていない。

〈軽減〉 Ease
このアートは使用するレベルごとに呪文に費やす1MPを減少させる。しかしながら、〈軽減〉のレベル分のSRが余分にかかる。最終的なMPを〈軽減〉のレベルより下げる事は出来ない。

例:スラクソンは《麻痺》を護衛にかけるが、貴重な魔力ポイントを使う理由はないと考えた。そこで《麻痺4》、〈距離2〉+〈軽減3〉を使用し、消費MPは4+2−3=3MPとなった。〈軽減4〉を使用するのは愚かである。その場合少なくとも4点のMPが必要となるが、消費MPはすでに3点となっているからである。この呪文の投射にはDEX SR+9SRかかる。そしてもちろんスラクソンの技能は少なくとも81%は必要である。

〈増進〉 Force
このアートは術者のMPと対象のMPやPOWなどで抵抗を行う攻撃呪文にのみ使用できる。MPを1費やすごとに対象を打ち破る確率は5%上昇する。もし術者の可能性が5%未満の場合、その不利な条件をうち消せるだけ増進しなければならない。

〈固定〉 Hold
1つの魔道呪文を、投射可能な状態に固定する事が出来る。〈固定〉のMPは他に使用しているアートの最も高いものと同じだけ必要である。この呪文は「他界」に飛び出し、いつでも発動可能な状態のままになる。これは“緊急用”呪文となる。〈固定〉した呪文が解放された場合、呪文はDEX SRに発動する。〈固定〉呪文は術者のプレゼンスを占有する。永続と固定を組み合わせて使っても構わない。

〈永続〉 Permanence
大きさに関わらず、1プレゼンスを占有する。〈永続〉に使用するMPは同時に使われた他のアートのうち、最も高いものと等しくなければならない。それに加え、術者は1点のPOWを消費しなくてはならない。

〈補強〉 Reinforce
呪文払い(訳注:《呪払》、《中和》、《魔力消散》など)に対して一時的な抵抗力を与える。〈補強〉に費やす1MPにつき、呪文払いの試みに対する2ポイントのかりそめの追加強度を与える。

〈速度〉 Speed
より素早く呪文を唱える為に使用される。呪文を唱える際に必要とするSR計算では、〈速度〉のSRは数えない(MP計算には入れる)。加えて〈速度〉に費やした1MPにつき必要SRは1減少する(ただし最低でも1SRはかかる)。

魔道士の地位

ほとんどの社会において、魔道士は定められた階級を昇っていき、その実力に応じてランク分けされている。

・生徒 Apprentice
生徒は年かさの魔道士に仕える。通常は達人に仕えるが、地方によっては経験豊富な修行者が見習いをとる事もある(魔道士が一般的に見られる地域では、通常は達人だけが生徒をとる)。
生徒は最初に特定のアートの習得に専念する(通常は〈強度〉である)。アートを習得すると、公式の式典にて「大いなる誓約」を取る。良い師匠は生徒に複数の呪文を覚えるべきだと主張する。師は新たな生徒に《師弟の契り》をかけてもかけなくても良い。

[ 生徒の条件 ]
(1) 魔術分野技能修正が10以上であること。

・徒弟 Student
全ての基本アートを習得すると、次の式典で「器の誓約」を取ることが許される。この時点で「徒弟」のランクに昇格し、新たな特典が与えられる。弟子はいまだ生徒扱いである。重要な生徒になっただけである。
師に専門があれば、弟子はその専門分野を選べる。選ぶ分野は師の専門でなければならない。
ほとんどの教派では、師は生徒が徒弟になった時点で《師弟の契り》を行う必要がある。

[ 徒弟の条件 ]
(1) 全ての基本アートを習得していること。
(2) 〈浄化〉、〈呪付〉、〈召喚〉技能が最低でも01であること。

・修行者 Journeyman
徒弟として十分修行を積むと、多くの教派では師のもとを離れることが許される。師のもとを離れなければならないわけではないが、二流として扱われ、技を磨かない限り収入は著しく制限される。これが通常のPCが冒険を始めるレベルである。

[ 修行者の条件 ]
(1) 副次アートを一つ以上学んでいる事。
(2) 〈浄化〉、〈呪付〉、〈召喚〉が最低でも25%あること。
(3) 少なくとも1つの呪文が90%あること。

・達人 ADEPT
 達人は魔道のあらゆる面に優れた者である。達人は特定の条件を満たさなければならず、どこに行っても尊敬され、畏れられる。文明化された地域では達人はは権力者として扱われ、特定の権限が与えられる。例えば、ほとんどのマルキオン文化では、達人にだけ純白のローブを着用することが許される。

特典:達人は、通常では専門分野の魔道士にだけ許される呪文を習得することができる。その分野に十分な知識を持っているからである。

[ 達人の条件 ]
(1)全てのアートを習得していること。
(2)儀式呪文を除く5つの呪文技能が90%以上であること
(3)浄化、呪符、召喚が50%以上であること
(4)使い魔を持っていること
(5)守護聖人が3人以上いること(マルキオン派のみ)。聖人を認めない流派やマルキオン派でない場合は同程度のことを成し遂げていること。

・博士 MAGUS
 ある時点までいくと、達人は博士を自称することができる。通常は周囲の人々がそう呼ぶようになってからである(そうでなければ単なる笑い者)。特定の条件はないが、通常は次のような条件が考えられる。

一般的な博士の条件
(1)達人としての資格。
(2)浄化、呪符、召喚が90%以上であること。
(3)儀式呪文を除く12の呪文技能が90%以上であること。
(4)最低でも1つ新しい呪文を開発していること。
(5)「プレゼンス」が50以上。

誓約

魔道士は守るべき「誓約」を立てることで「プレゼンス」(霊気)を作り出し、増やすことができる。「誓約」を破ると、そこから得た分の「プレゼンス」を失い、その「誓約」を二度と立てることはできない。この事実はマルキオン派にとっては法の神である「見えざる神」が魔道を司っていることの証拠と考えられている。

誓約の取得
魔道士が最初のアートを習得すると、その流派の「大いなる誓約」を行うことができる。これは一生を通じての精神的な規範となる。
基本アートである〈強度〉、〈合成〉、〈距離〉の3つを習得してはじめて「器の誓約」を行うことができる。
それ以降、1つのアートを習得するごとに1つの「誓約」を選んで追加することができる。加えて、呪文技能が90%になるごとにさらに1つの「誓約」を選んで追加することができる。何らかの方法でアートを忘れるか、該当する呪文技能が90%以下になっても、「誓約」を失うことはないが、そのアートか呪文を憶え直しても、誓約を新たに取ることはできない。1つのアートか呪文技能に対して1つの「誓約」だけである。

「誓約」表

習得したアート 取得できる「誓約」
なし なし
1つだけ 大いなる誓約
基本アート全て 器の誓約
その他のアート1つにつき どれでも
マスターした呪文1つにつき どれでも

大いなる誓約
魔道士が通常最初に行う「誓約」で、3つの基本アートを修得する前に行うことができる唯一の「誓約」である。この「誓約」を行うには最低限1つのアートを習得していなければならない。「大いなる誓約」はマルキオン各派により異なる。つまり、「フレストルの大いなる誓約」、「ロカールの大いなる誓約」……などがある。誓約を行い「プレゼンス」を増やすには、流派の掟(カースト制度など)を遵守しなければならない。
「プレゼンス」の増分は魔術による増加分をのぞいた魔術分野ボーナスである。この値が0以下の場合は1だけ増える。
教派を換えた魔道士はこの「誓約」を失うが、新しい教派の方でもう一度「誓約」を立てることができる。
非マルキオン派でもこういった「誓約」に類するものを持っている。それは魔道士の精神の拠り所になる理念である。こういったことがなくても魔道を学ぶことはできるが、もちろんはるかに困難である。ほとんどの無流派の魔道士も、「大いなる誓約」として倫理的な教義や精神的な規範を固守している。このような教条なくして大いなる誓約を行うことはできず、魔道の力は相当に弱くなる。

器の誓約
根源的で強力な「誓約」で、これをもって「真の魔道士」の証とする。基本アート(〈強度〉、〈合成〉、〈距離〉)を習得したときに最初に取る「誓約」である。呪文を憶えていない分のINT、すなわちフリーINTが「魔法の器」となり、「プレゼンス」に加えられる。術者個人のINTのみを勘定する。この「誓約」は実際のところ破られることはないので、特に使いやすい。もしフリーINTが0の場合は、この誓約からは「プレゼンス」を得ることはできないが、呪文を忘れれば「プレゼンス」が増える。

知識の通暁
魔道関連でない技能が90%に達すると「プレゼンス」を増やせるという「誓約」である。適する技能には〈(言語)読み書き〉、〈(全ての)知識〉、〈浄化〉、〈呪付〉、〈召喚〉などがある。魔道呪文は含まれない。もし技能が90%未満になってもこの誓約は破れず、「プレゼンス」が減るだけで、また90%以上になれば「プレゼンス」が戻る。

その他の誓約

それぞれの「誓約」の後の数字は、「プレゼンス」が増える量を示す。

・防具放棄 Abjure Armor (1、ロカール派は2)
物質的な防具を決して身につけない。ブリソス派(もともと防具をつけることができない)、ヴェイデル派、フレストル派にはこの誓約がない。
ロカール派は下位の誓約として「金属防具放棄(1)」があり、この場合は革や木などの非金属の防具は許される。このロカール派の者が後で「防具放棄」を取ると、下位の誓約は上位の誓約に吸収される(得られる「プレゼンス」はあわせて2ポイントのみ)。

・武器放棄 Abjure Arms (2)
いかなるタイプの武器をも使用してはならない。フレストル派とヴェイデル派にはこの制約が無い。
ロカール派は下位の誓約として「騎士の武器放棄」があり、この場合は杖、ナイフ、そして他の明確な非軍事用の武器の使用が認められる。このロカール派の者が後で「武器放棄」を取ると、下位の誓約は上記の誓約に吸収される(得れられるプレゼンスはあわせて2ポイントのみ)。

・アルコール飲料放棄 Abjure Liquire (1)
アルコール飲料を飲んではならない。

・神性魔術放棄 Abjure Rune Magic (1、神性魔術を使ったことがないならば2)
神性魔術を習得してはならず、習得している神性魔術を使ってはならない。ルナー派と単一神教派にはこの誓約がない。

・精霊魔術放棄 Abjure Spirit Magic (1、精霊魔術を使ったことがないならば2)
精霊魔術を習得してはならず、習得している精霊魔術は忘れなければならない。

・賛美 Adulation
聖人の聖遺物やイコン、偶像に与えられる忠誠。聖遺物を安全に守らねばならず、装飾を施し、毎日手入れをし、祈ったりしなければならない。聖像崇拝を認めているマルキオン分派のみ可能である。

・禁欲 Celibacy (1、性交したことがないならば2、ロカール派はさらに+2)
いかなるタイプの性交も許されない、同性愛や異種族間も不可である。

・献身 Devotion (2)
毎年、見えざる神に1点のPOWを捧げること。マルキオン信徒のみ可能である。

・断食 Fastiong (1)
週の特定の曜日に断食をする。この誓約は重ね取りできる。

(エレメンタル)忌避  (2以上)
この浄化儀式は1POW必要とする。これは人間の間では希である。一度適切に行う事により、特定のエレメンタルの影響にたいしてまともに晒されると、害を被るようになる。例えば、「天空忌避」は直射日光に触れる事により害を被るようになる。また、「風忌避」では、動く空気(風など)で害を被る。
この誓いをとる際に、失う能力値の種類(FP、MP、HP、POW)を選択しなければならない。この誓いは重ねる事が出来る(重ねる際はPOWを失う事はない)。1回目の誓いで身を晒す1時間に付き1点の損失を被るようになる。2回目以降の誓いで損害の速度を速める事にしても良い。第1の誓いに加えて、損失する能力値を加える事にしても良い。
注意:特定の能力値を持っていない生物は該当する能力値を失う事を選択する事は出来ない。

例:デーティムは「暗黒忌避」を取っている。これで彼は影の外にいなくてはならず、夜は光で守らなくてはならない。彼はFPの損失を選択した。これによりプレゼンスを1点選る事が出来る。後に彼は影響を受ける時間を早めた。彼は1分に1点のFPを失うようになったが、この誓いから3点のプレゼンスを得た。その後、彼はこの誓いを再度取り、FPと同様にHPを失う事にした。これで追加でプレゼンスを4点得て、この誓いからトータルで7点のプレゼンスを得た事になる。彼は1時間毎にHPを失うようには設定できず、1分毎に失わなければならない。この強力な誓いで彼はラウンドごとに1D6点のFP、MP、HP、POWを失うように設定できる。これは成し遂げる為に8つの「暗黒忌避」が必要で、それにより21点のプレゼンスを受け取る事が出来る。

 

失う能力値/プレゼンス 時間を早めると
FP=1プレゼンス +0…1時間につき
MP=2プレゼンス +2…1分につき
HP=4プレゼンス +4…1ラウンドにつき
POW=6プレゼンス +6…1D3点減少/ラウンド
+8…1D6点減少/ラウンド

・不殺生 Never kill a Human (1、人を殺したことがないならば2、セダルピスト派はさらに+2)
この誓約は、死にそうな者を放ってはおかないとか、誰かに命じて人を殺させるのを禁ずるわけではない。
暗黒異端派には《トロウル不殺生》の誓約もある。これは上記のものに加えて、もしくはそのの代わりにとることができる。この「誓い」により1ポイントの、未だかつてトロウルを殺したことがなければ2ポイントの「プレゼンス」を得る。トロウルキンはトロウルとは考えない。

・儀式 Rituals (2)
いかなる呪文を唱える前にも、準備として1近接戦闘ラウンドの準備を行うこと。
ブリソス派、ロカール派、ヴァルカロー派、そしてセダルピスト派には「大いなる儀式の誓約」という上位の誓いがある。この場合、呪文を唱える前に1時間の準備を行わなければならない。これによって「大いなる誓約」と同じだけのプレゼンスを選る。

・APP献呈 Sacrifice Appearance (1)
APPが2低下する。1度以上行うことができる。APPを訓練で戻すことは誓約を破ることになるが、《APP増幅》はよい。APPを1未満にすることはできない。

・CON献呈 Sacrifice Consititution (1)
CONが1低下する。「APP放棄」を参照すること。CONを0以下にすることができるが、その場合CONを増やす呪文で常に1以上にしていなければ即座に死亡する。フレストル派にはこの誓約がない。

・POW献呈 Sacrifice Power (3)
POWの種族限界値が1低下する。POWが種族限界値でなければ現在のPOWは減らない。この誓約を5回とった人間(「プレゼンス」+15)の種族限界値は16になる。この誓約はほとんどのマルキオン派は立てることが出来ない(死後の生を害するものとして考えられている)。

・STR献呈 Sacrifice Strength (1)
STRが1低下する。「CON放棄」を参照すること。フレストル派にはこの誓約がない。

・隠遁 Seclusion (1)
年に1週間費やす事(重ね取り可)。その期間の間、魔道士は喋ってはならず、呪文を唱えてもならず、外世界との接触を避けなければならない。この週は毎年同じ週でなければならない。しかしながら、この誓いを破った場合、この誓いを複数立てていたなら全てのプレゼンスが失われる。

・危害拒否 Shun Harm (3)
攻撃型呪文をかけてはならない。一般には治癒術師だけがこの誓約を立てる。ブリソス派とヴェイデル派にはこの誓約がない。

・(エレメント)拒否 Shun [element] (2)
選択したエレメントを使ったり呼び出したりそのエレメントに影響する呪文をかけてはならない。例えば「天空拒否」を選ぶと、《白熱》呪文(訳注:Sandy's Sorceryの新呪文リストには載っていない)を習得したり呪文をかけたりすることはできなくなる。そのエレメントに抵抗する呪文は習得することができる。「嵐拒否」をのぞき、ルナー派にはこの誓約はない。暗黒異端派には「暗黒拒否」の誓約はない。アイオロス派(訳注:嵐の神々と見えざる神を同時に崇拝するマルキオン暗黒異端派の一派)には「嵐拒否」の誓約はない。「月放棄」を取ることはできないことに注意。ルナー派でなければ、そもそもそのような魔法を使うことはできないし、ルナー派にはその誓約が禁じられている。

・不死拒否 Shun Immortality (1)
《不死》呪文や、寿命を伸ばすような呪文を自分にかけたり、かけてもらったりしてはならない(他人にかけるのは構わない)。生まれつき不死の存在(例えばブリソス人)は、何らかの理由で定命にならない限りこの誓約を行うことはできない。

・切開拒否 Shun Tap (1、《切開》呪文をかけたことがないならば2)
《切開》呪文を投射したり、保持してはならない。《切開》が許されるマルキオン派にはこの誓約はない。

・沈黙 Silence (3)
口で話してはならない。《テレパシー》を使ったり、手話や筆談は構わない。これは呪文の詠唱を禁じるものではない。フレストル派とヴァルカロー派は取る事が出来ない。

・使い魔 Tend Familiar1 (1)
使い魔を持っているだけでこの誓約を行ったことになる。使い魔が死ぬとこの誓約はなくなるが、他の使い魔を得るか、死んだ使い魔が復活すればこの誓約を取り戻すことができる。

・菜食主義 Vegetavrianism (2)
肉を食べてはならない。セダルピスト派には「部分的菜食主義」があり、これは「プレゼンス」+1で、温血動物の肉を食べることを禁ずる。後で「菜食主義」を取ると、下位の誓約は上位の誓約に吸収される。セダルピスト派はさらに上位の誓いを有している。「徹底した菜食主義」で、プレゼンス+3となり、ミルクや他の動物製品も避けるように要求される。

専門化

魔道士は特定のタイプの魔法を専門にすることができる。専門分野の魔道士はその専門分野呪文は全て「技能÷5」レベルまでのアートを使うことができる。しかし専門外の呪文は「技能÷20」レベルまでのアートしか使用できない。例えば、幻術師が《視覚錯覚》と《手当》をそれぞれ85%で習得しているとすると、《視覚錯覚》には17レベルを使えるが《手当》には5レベルしか使えない。専門を持たない魔道士はどちらの呪文も9魔力ポイントまで使うことができる。

専門分野一覧:

呪文: 専門分野の全呪文。
誓約: 専門分野により変更される誓約を記す。
知識の通暁: 通常より「知識の通暁の誓約」によってプレゼンスがあがる技能をあらわす。
その他: 特別なボーナスやペナルティ。

錬金術師 Alchemist

呪文: 《動作(物質)》、《祝福(物質》、《増幅(属性)》、《吸盤》、《物体探知》、《招来(エネルギー)》、《感応(物質)》、《鍛剣呪付》(訳注:この呪文はなくなっているので《増強(属性)》を代用するとよいだろう)、《発生(エネルギー)》、《バシリスク創造》、《呪鍛(金属)》、《呪付変成》。
知識の通暁:〈製作〉、〈鑑定〉、〈鉱物知識〉、〈世界知識〉技能はそれぞれ2ポイントの「プレゼンス」を得ることができる。
その他: 特殊アート〈錬金術〉を学ぶことができる。

招霊術師 Conjuror

呪文: 《バシリスク創造》、《制圧(異界の種族)》、《魔道眼》、《防御円》、《耐魔》、《耐霊》、《召喚(種族)》、《呪縛》。
知識の通暁: 〈悪魔学〉、〈魔術知識〉、〈精霊知識〉、〈召喚〉技能はそれぞれ2ポイントのプレゼンスを得ることができる。
その他: 特殊魔道呪文《エレメンタル増幅》を学ぶことができる。

治癒術師 Healer

呪文: 《(医療機具、解毒剤など)祝福》、《制圧(病の精霊、感情精霊、治癒精霊)》、《再生》、《耐死》、《耐病》、《耐毒》、《(治癒精霊)召喚》、《手当》。
誓約: 特殊なものはないが、「不殺生」と「危害拒否」が一般的。
知識の通暁: 〈応急手当〉、〈毒の治療〉、〈病気の治療〉はそれぞれ2ポイントの「プレゼンス」を得ることができる。
その他: 特殊呪文《病気の中和》。

呪付師 Enchanter

呪文: 全ての呪付呪文。
知識の通暁: 〈呪付〉、〈魔術知識〉はそれぞれ2ポイントの「プレゼンス」を得ることができる。最初に通暁した〈製作〉技能は3ポイント、2番目の〈製作〉は2ポイント、それ以降は1ポイントの「プレゼンス」を得ることができる。
その他: 特殊魔道呪文《状態打破》を学ぶことができる。

草木術師 Forest Mage

呪文: 《木材動作》、《植物動作》、《樹木動作》、《動作(植物の品種)》、《知覚分野技能増幅》、《隠密分野技能増幅》、《制圧(森林地帯の種族)》、《突出(感覚)》。
知識の通暁: 全ての隠密技能は1ポイント、〈植物知識〉は3ポイントの「プレゼンス」を得ることができる。
その他: 特殊魔道呪文《樹木への変移》を学ぶことができる。

幻術師 Illusionist

呪文: 《錯覚(感覚)》、《突出(感覚)》。
知識の通暁: 〈早業〉、〈隠れる〉、全ての知覚分野技能、全ての隠密分野技能は1ポイントの「プレゼンス」を得ることができる。
その他: 新アート〈幻術〉を学ぶことができる。

変成術師 Metamopher

呪文: 《増幅(能力値)》、《減退(能力値)》、《変身(種族)》、《切開(POWとINT以外の能力値)》。
誓約: 「(能力値)献呈」の誓約をとってはならない。
知識の通暁: 〈動物知識〉と〈植物知識〉はそれぞれ3ポイントの「プレゼンス」を得ることができる。

識術師 Monitor

呪文: 《制圧(種族)》、《魔道眼》、《魔道抑圧》、《魔酔》、《INT切開》、《テレパシー》。
知識の通暁: 全ての交渉分野技能は1ポイントのプレゼンスを得ることができる。
その他: 特殊魔道呪文《誘眠》、《澄心》、《理解》、《刷り込み》、《精神捜査》。

死霊術師 Necromancer

呪文: 《死者動作》、《制圧(アンデッド)》、《枯渇》、《死の手》、《耐死》、《生命感応》、《亡者感応》、《切開(能力値)》、《魂追い》、《バシリスク創造》、《ヴァンパイア創造》、《不死》、《召喚(アンデッド)》。
誓約 :「天空拒否」が第三の誓約として必須。加えてAPPが1になるまで誓約5つごとに必ず「APP献呈」をとらなければならない。「不殺生」、「不死拒否」は禁じられる。
知識の通暁: 〈魔術知識〉と〈アンデッド知識〉は2ポイントの「プレゼンス」を得ることができる。全ての隠密分野技能は1ポイント。
その他: 特殊魔道呪文《生命隠蔽》。《切開》呪文を合成できる。死霊術師は混沌であるか、少なくとも混沌と関連すると考えられている。

船術師 Ship's Sorcerer

呪文:《動作(ロープ、キャンバス、木など)》、《船(と船用機具)祝福》、《増幅(船の能力値)》、《風招来》、《吸盤》、《開洋》、《命の皮》。
誓約:「海拒否」、「嵐拒否」、「天空拒否」は禁止される。
知識の通暁:〈操舟〉、〈(適切な)製作〉、〈航海術〉、〈操船〉、〈世界知識〉は2ポイントの「プレゼンス」を得ることができる。

(エレメント)術師 Warlock [of named element]

呪文: (該当するエレメントの)《動作》、《招来》、《発生》、《耐(攻撃タイプ)》、《感応》。《制圧(エレメンタル)》、《召喚(エレメンタル)》。
誓約: 「(対立するエレメント)拒否」が第三の誓約として必須。対立するエレメントは自身のエレメントに優るものと劣るものである。例えば、水と闇は炎の敵のエレメンタルである。もう1種類の「エレメンタル拒否」は第5の誓いとして取らなければならない。敵対する「(エレメンタル)忌避」の誓いは通常のプレゼンスに加え1点多く選る事が出来る。
知識の通暁:〈鉱物知識〉と〈世界知識〉は2ポイントの「プレゼンス」を得ることができる。
その他: 特殊魔道呪文《増幅(エレメンタル)》。リストの呪文は選択したエレメントに関連する呪文だけ使うことができる。例えば《耐傷/炎》は専門だが、《耐傷》は専門ではない。選択したエレメントが関連するものは全て専門になる。例えば炎術師は《炎招来》、《光招来》とも専門である。

天候術師 Weather Mage

呪文: 《霧動作》、《シルフ制圧》、《招来(適切なエネルギー)》、《稲妻将来》、《突風招来》、《飛行》、《要請(適切なエレメント)》、《稲妻将来》。
誓約: 「天空拒否」、「嵐拒否」は禁止される。
知識の通暁: 〈世界知識〉は4ポイントの「プレゼンス」を得ることができる。
その他: 特殊魔道呪文《天候予測》など。


[目次] [1.魔道] [2.一般魔道呪文] [3.儀式魔道呪文] [4.分派特殊魔道呪文]   [5.付録]


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