那由他の狭間-よしなしごと-

書くの久しぶり。一ヶ月以上空いてしまった。

昨日の飲み会の席でちらっと出した話だけど、何話したかよく覚えてないし自分の中でも、自分が何を感じているのか整理する意味で書いてみる。

食パンをね、食べようとしたらちょっとだけカビのコロニーができてたんですよ。
（ああ、人間みたいだなぁ）

なんか世の中的には人間をカビ扱いすると「上から見てる」とか「貶めてる」と思われたりすることもあるわけですが、まあそういう前提条件を感じるたびに「上も下もないだろう」と思う私であるわけです。

その上で。

（地球上でわらわらと増え、資源を消費して地球を喰らってゆく人間と、同じなんだなぁ）
パンのカビのコロニーを指でつまんでゴミ箱に捨てながら
（自分がゴミ箱に捨てられたとは思わないけど、環境が激変したのは感じるんだろうなぁ）
パンを焼きながら
（こっちに残ってるヤツもいるんだろうな。焼かれてる。）

自分の住む場所をどんどん削り取ってエネルギーに変えて。
住む場所を喰らい尽くすか、共生するような種になるか。
別に共生しなきゃいけないわけじゃなくて、エネルギーがなくなったらコロニーは死滅してもいいけど、自分たちの知らないところに同じ種もいるしね。

人間も乾いて胞子みたいになって、何万年も空けてから種として蘇生したりすることもあるのかもしれんねぇ。
もしくは原生生物から人間までの進化の過程そのものを成長と捉えて、ひとつの生物とみなすか。

順序だてて考えているわけじゃないんで、こういうことがいろいろと頭を巡っていくわけです。

（ゴミ箱に捨てられた彼らはどうなるのかねぇ。）

カビ、がんばれ。